2019年4月1日月曜日

俊読 2019

なんとなくなのですが 
でもはっきりと自分の意識のなかで 
そうしたいとおもうものがあって 
やはり 

新しい元号が発表される前に 
このイベントの全貌をお知らせしたいので 
します 



俊カフェと 
古川奈央さんと出会って2年 

自分が 
詩を意識して書きはじめて25年 
初舞台を踏んでから33年 

出演者の 
三角みづ紀さんと出会って15年 
高瀬麻里子さんと出会って19年 
文月悠光さんと出会って3年 

俊読オープンマイクから 
出演をお願いしたみなさんと出会って7ヶ月 

スタッフとして関わってくださるみなさんとも 
そのときに出会ったので同じく7ヶ月 

さらには当日はじめてお会いする 
スタッフや協力者の方々 

なんでもいいからこのイベントを 
手伝いたいと手を挙げてくださった 
大島健夫さんと出会って7年 

俊読をはじめて13年 
そして 

谷川俊太郎さんと出会って19年 
谷川俊太郎さんの詩と出会って 



いったい何年なんだろう? 

ものごころついたときには 
その男の詩は 
いつもかたわらに 
ひびいていて 



すべての出会いの年数を合わせると 
137年4ヶ月と 
不明なひととき 

そんな足し算にはなんの意味もないので 
時空を超え 
かぎりなく0にちかい 
詩の一行目を目指して 

今年の俊読を開催します 
どうかよろしくお願い申し上げます 



観客席のあなたと 
出会うまで 
あと… 


56日 




* 



詩人類 × 俊カフェ presents 
谷川俊太郎トリビュートLIVE 
『俊読 2019』 


2019年5月26日(日) 
開場/16:00 開演/17:00 
(終演/20:00) 


◇出演 
谷川俊太郎 
三角みづ紀 
高瀬”makoring”麻里子 
文月悠光 
木村功 
ニシムラタツヤ 
うさぎとつくね 
仔羊亭たいよう 
しまちち 
ハル 
桑原滝弥 


◇料金 
5000円 
(税込み。飲食代別途) 
※定員110名 

…チケット発売:4月17日(水)11時~ 
…チケットお取り扱い/ご予約:俊カフェ 
 (札幌市中央区南3条西7丁目 KAKU IMAGINATION 2F) 
 TEL.011-211-0204 
 メール nao0226@estate.ocn.ne.jp 
 FB https://www.facebook.com/shun.T.cafe/(俊カフェ) 
   https://www.facebook.com/SHUNDOKU2019/(俊読2019) 
※メール、FBメッセージでのご予約の際はお名前、人数、ご連絡先を明記願います。 
※4月17日より前の受付は対応しかねます。 


◇会場 
札幌・Fiesta 
(北海道札幌市中央区南3条西1丁目3-3 マルビル2F) 
※狸小路1丁目・地下鉄大通駅から徒歩5分・ココカラファイン横マルビル2F 
TEL:011-211-4546 
https://fiesta.owst.jp/ 

◇イベント内容に関するお問い合わせ 
詩人類 
TEL:090-8545-2708 
takiyakuwahara@yahoo.co.jp 
http://shijinrui.blogspot.jp/ 



この国の子どもたちは皆、この男の詩を読んで大きくなった… 

日本でもっとも愛されている詩人”谷川俊太郎”の作品を 
さまざまな詩人/アーティストが独自の解釈と方法に則って 
大胆にも切り込むトリビュートLIVE 

最後には本人も登場! 
東京・名古屋・京都で開催されてきた 
大人気ポエトリーイベント「俊読」が 
ついに札幌で開催です! 




* 



~出演者プロフィール~ 


谷川俊太郎 Shuntaro Tanikawa 
詩人。1931年、東京生まれ。1952年、第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。1962年『月火水木金土日の歌』で第4回日本レコード大賞作詞賞、1975年『マザーグースのうた』で日本翻訳文化賞、1982年『日々の地図』で第34回読売文化賞、1993年『世間知ラズ』で第1回萩原朔太郎賞、2010年『トロムソコラージュ』で第1回鮎川信夫賞など受賞歴・著書多数。詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表。近著に詩集『バウムクーヘン』、エッセイ『幸せについて』など。公式ホームページでは「いいね!」の数で詩を編むことを前提にした「今週の一篇」も展開している。 


三角みづ紀 mizuki misumi 
詩人。1981年、鹿児島生まれ。現代詩手帖賞、中原中也賞、南日本文学賞、歴程新鋭賞、萩原朔太郎賞など受賞歴多数。朗読でも多くの国際詩祭に招聘される。2001年に指定難病を発症し、2006年に大腿骨骨頭壊死で身体障害者手帳を持つ。「すべてのものに命がある」ことを念頭に置き、あらゆる表現を詩として発信している。 


高瀬“makoring”麻里子 mariko"makoring"takase 
ボーカリスト。横浜生まれ。ミュージカル、演劇、舞踊など多彩な舞台経験を経て1996年より谷川賢作(P)率いる現代詩をうたうバンドDiVaボーカルに。「まこりんの歌で聴くと、詩が活字で読むよりもずっと深く心に届くのに驚く」(谷川俊太郎談)。野口観光リゾートホテルCM"乃の風""緑の風""海峡(うみ)の風"を歌う。 


文月悠光 yumi fuzuki 
詩人。1991年、札幌生まれ。東京在住。2008年、16歳で現代詩手帖賞を受賞。高校3年時に発表した第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』(思潮社)で中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少18歳で受賞。近著のエッセイ集『洗礼ダイアリー』(ポプラ社)、『臆病な詩人、街へ出る。』(立東舎)は若い世代を中心に話題。 
 


木村功 isao kimura 
俳優。1948年、北海道幕別町生まれ。札幌在住。「音と言葉のロンド」と題して、2018年まで語りと音楽のコラボ「駱駝の瘤にまたがって」をライフワークとして毎年上演してきたほか、「Dance Act」モダンダンスと一人芝居の舞台の創作・演出、独り語り、知的障がい者演劇指導・演出など、その活動は多岐にわたる。 


ニシムラタツヤ tatsuya nishimura 
朗読者・俳優。1975年、愛知県一宮生まれ。高校で朗読に出会う。大学時代からの演劇活動を経て、2004年冬以降ひとり朗読の活動開始。2009年夏から岐阜・柳ヶ瀬商店街で始めた月1回の朗読会シリーズは通算100回を超え継続中。「青空文庫朗読コンテスト」への入賞を機に東京での朗読イベントに招聘されるなど活動場所も様々。 


うさぎとつくね usagi to tusukune 
●兎ゆう/朗読家、絵本セラピスト®。札幌在住。第5回JILA朗読コンクール<文芸部門>第1位、<詩部門>第2位受賞。朗読会等イベントも多数主催。●つくね/音楽家。1964年、兵庫県明石生まれ、札幌在住。太鼓、篠笛、チャッパ、カホンなどの打楽器、口琴やスィンギンクボールなどの民族楽器などの演奏、ボーカルなど多彩な表現者。 


仔羊亭たいよう koyotei taiyo 
落語者。1970年、東京生まれ。2000年札幌へ。2009年の夏から“仔羊亭”の名前を拝借し落語者として活動開始。年に数回はプロの師匠の前座として高座にあがる。ロックのイベントへ隙間産業として参戦することが増えたため、2014年頃からスタンダップ落語の・ようなものへスタイルを移行。札幌市内、道内各地で活動中。 


しまちち shimachichi 
カフェ店主。1958年生まれ。高校の放送部時代、NHK高校放送コンテスト地区大会朗読部門にエントリーした初の朗読体験で入賞。早稲田小劇場時代の白石加代子の語り方に衝撃を受け模倣し朗読の魅力に目覚める。会社員時代アマチュア演劇で舞台を経験。クラシック音楽に合わせた感情的な朗読の試みを模索中。 


ハル haru 
小学生。2010年、北海道白老町生まれ。3歳頃から母と共に「DiVa」を聴き始め、それをきっかけに谷川俊太郎氏のことを知る。6歳からバイオリンを始める。2017年には札幌国際芸術祭「さっぽろコレクティブ・オーケストラ」に参加し、即興演奏の楽しさを体験。好きなことは絵を描くこと、本を読んでもらったり、自分で読むこと。 


桑原滝弥 Takiya Kuwahara 
詩人。1971年、三重生まれ。演劇・音楽・パフォーマンス活動を経て、1994年詩作を開始。以降、「あらゆる時空を”詩”つづける」をモットーに様々な媒体で作品を発表。海外での活動、妻の講談師・神田京子との夫婦ライヴ、他ジャンルとのコラボレーションも積極的に展開。詩芸企画『詩人類』代表。2006年より、本イベント『俊読』を主催。