2015年5月25日月曜日

初期設定

先週は 
日本橋の鰻屋さんで夫婦ライヴ~ 

ご覧いただいた 
界隈の粋な旦那衆&麗しの奥様方が 
大変目と耳と舌の肥えたみなさんばかりで 
深い部分で詩芸を楽しんでくださり 
未知の可能性が広がりました 

終演後の懇親会でも 
サラリとした会話の中に 
物事の本質を捉えられていて 
感心することしきり 

かっこいい人生の先輩がいてくださることは 
やっぱり励みになります 
日本橋が以前より 
もっと好きになりました! 
ありがとうございました! 


東京という所は 
街によってノリがまったく異なり 
近距離内で大冒険が楽しめます 

このあとも 
いくつかステージが控えていますが 
どうぞあなたの旅感で 
お好きな街へあそびに来てね☆ 

知っているはずのあの街の 
見たことのない風景を 
詩で浮き彫りにいたします 




5月30日(土) 
ゲンヤ企画 君と僕の好きな言葉Vol.4~空の彼方 
18:30開場/19:00開演 
共演:ゲンヤ(band),アナン,キナコロクヤシモン,待良 
料金:adv/door 2500yen+drink / 3000yen+drink 
会場:渋谷 WastedTime 
http://www.wastedtime.jp/map.html 

6月7日(日) 
詩の朗読会「朗読の時間」 
18:00開場/18:30開演 
共演:蛇口,カワグチタケシ.石渡紀美 
料金:2000円(オーダー別途) 
会場:高円寺 大陸バー彦六 
http://www6.ocn.ne.jp/~hiko6/access.html 

6月8日(月) 
神田京子プロデュース ”食とわたしと+α”~ペルー編~ 
時間:19:00~22:00 
共演:神田京子(講談).フローレスデュオ(クスコ出身 フォルクローレ) 
料金:10,000円(ライヴ代金・ペルー料理・ドリンク2杯分込み) 
会場:神宮前 ペルー料理 bepocah 
http://www.bepocah.com/ja/access/index.html 


◇全イベントお問い合わせ 
詩人類 
TEL:090-8545-2708 
takiyakuwahara@yahoo.co.jp 


 


さて 
本日(5/25)発売のコンピューター雑誌 
「シェルスクリプトマガジン6月号 vol.26」に 
連載第二弾となる詩が掲載されております 

今号では「初期設定」というタイトルで 
コンピューターと人間の繋がりや 
やがて母となる大切な友人へ 
思いを馳せて書きました 


前号に引き続き 
素敵なイラストで 
詩に躍動を与えてくださっているのは 
イラストレーターのイケヤシロウさん 
http://whambamworld.com/ 

自分は生まれつき 
文字に色が付いて見える共感覚なのですが
なんの打ち合わせもしていないのに 
オイラの詩を受けて 
イケヤさんが描いてくれるイラストは 
頭の中の色合いとピッタリ! 

なんなのでしょう? 
この相思相愛感は!!! 
(オイラが勝手に思っているだけかもだけど) 

とにかく本当に詩心のある 
素晴らしいイラストですので 
詩と共にこれからの連載をお楽しみに~ 


「シェルスクリプトマガジン」は 
下記書店、及び、amazon等ネットでお求めください 
https://www.usp-lab.com/pub.store.html 





ちっちゃいころは 
「ママ」と呼んでいた 
ランドセルを背負いはじめて 
「おかあさん」と改めた 
声変わりとともに 
「おふくろ」と吐き捨てた 
やがて家を出て 
「うちの母が」とだれかに話す 

【シェルスクリプトマガジン掲載詩「初期設定」より抜粋】

2015年5月16日土曜日

人の花

何で開くの 
夢(ゆめ)で開くの 
現(うつつ)で開くの 
その両方を感じている 
自分自身で開くの 

何で開くの 
昨日(むかし)で開くの 
明日(みらい)で開くの 
あなたと出会ってしまった 
いまで開くの 

何で開くの 
哀しいから開くの 
嬉しいから開くの 
愛しさと憎しみを与えられて生まれてきたから 
人は皆開くの 

”開きたい”というのは本能で 
その鍵はいつも足下にあって 
あの羽ばたく鶴はこっちを見ている 
そうやって紡いできた歴史を 
閉ざさぬように開くの 

何で開くの 
ベルリンだから開くの 
ベルリンだから開くの 
ベルリンだから開くの・・・ 
咽喉から地が出るまでそう叫びたいから開くの 

何で開くの 
2015年8月だから開くの 
結局何にもわかんないから開くの 
知らない国の赤ん坊がうたを聴いている 
そのうたがぼくは大好きだから開くの 


何で開くの? 
もう開いているんだよ 
生まれたときからきみもぼくも 

その事実を真実にしたくて 
光り舞う 
多次元の領域で 

わたしは咲く 



【第3回多次元フェスティバル・イメージ詩「人の花」より】 


 



先日は 
多次元フェスティバル・プレイベント 
「未知満ちベルリンへの道」へ 
たくさんのご来場をありがとうございました 

立ち見まで出る大盛況の中 
(座れなかった皆様、ごめんなさいね!) 
一人一人と駆け抜けた多次元の夜 
"楽しい"の一言だけでは片付けられない 
自由な生命の交流の場でした 


古澤侑峯さんの舞にはどこまでもシビレて 
伊藤清泉さんの絵には包まれて放たれて 
山口弘平さんと山口郁恵さんの音楽には勇気ある緊張を 
若きスタッフたちの働きぶりにはグッとくる愚直さを 
会場・新世界の人と場の力からは心地よさとつよい呼吸を 
集まってくれたみなさんからはいまを生きる切実と 
悪にも善にも染まらぬ"人間"そのものの夢を 
いただきました 

自分の詩が届いたかなんてどうでもよくなるほど 
届かせる気のなかったブレスの隅々まで味わっていただき 
しあわせでビビリました☆ 


そして、主催のゆび きたす氏 
彼はすごい馬鹿なんですね 
芸術に命をかけている 
美しくて何時死んでもおかしくない 

天才であることは 
入り口でしかないので 
そこから何をするかが大切だとオイラはおもっているんですが 
今回彼がやろうとしていることは 
世界とか社会とかの枠では括りきれない 
個人と宇宙を結ぶフェスティバルです 
http://tazigenfestival.jimdo.com/ 


ところで改めて宇宙って何なんでしょうね? 
東京で生きていて 
日本で生きていて 
地球で生きていて 
そこまではいろいろ日々かんがえますが 
宇宙で生きているということ 
すっかり忘れていることがあります 

今回のフェスティバルで 
ときには心細く感じてしまう人間存在というものを 
果てしないとされている宇宙の向こう側へ 
芸術の側から一本のしなやかな芯が通せたらと 
願っています 


もし、そんな大馬鹿で命懸けの祭りに 
ご賛同いただける方がいらっしゃいましたら 
ぜひ下記のクラウドファンディングからも 
応援してもらえましたら幸いです 

応援のお返し(リターン)として 
いくつもの特典があるのですが 
桑原関連のものとしましては・・・ 

◇「出張パフォーマンス」 
◇「あなたのテーマに沿った詩の作成」 
◇「あなたのための楽曲 作詩 桑原滝弥、作曲 ゆび きたす」 

などをご用意しております 
魂には魂でお応えしたいとおもいます 
どうぞ、よろしくお願いいたします 
https://www.makuake.com/project/tazigen/ 



”八月のベルリン本編も行くよ”という 
粋な強者もチラホラいらっしゃるみたいですので 
(ありがたや∞) 
また、このブログでも 
フェスティバル情報随時ご報告してまいりますね 

おっ楽しみに~~~

2015年5月13日水曜日

食とわたしと+α

今年の2~3月に 
仕事で南米へ行っていた妻が 
帰ってくるなりこう叫んだ 

「これからはペルーじゃ~!!!」 

一体どういうことかわからないが 
結婚生活も9年近くになってくると 
少々のことじゃ驚かなくなってくる 


妻曰く 
日本とペルーは似ている所があるそうだ 
そしてこれからの世界について考えるとき 
五感で取り組まないと 
掴みきれない部分があると気付いたとのこと 

なので 
食と音楽と物語と詩と人柄で 
感じ合うイベントをやると決意したらしい 
それもシリーズで! 

ま、面白そうだから、いっか 笑 


そんなワケで 
日本にいながら世界に会える 
神田京子ワールドツアー第一弾ペルー編では 
本場のペルー音楽を聴かせてくれる 
フローレスデュオが登場☆ 
http://www9.plala.or.jp/amauta/fdtop.html 

しかも 
これまた本場のペルー料理が味わえる 
bepocahでの開催 
http://www.bepocah.com/ja/ 

そして我々夫婦も 
本場じゃないけど五感をフル稼働して 
この夜だけの 
ペルーにまつわる講談と詩をお届けします 


こんな流れだったけど 
ペルーやインカのことを知っていくと 
たしかにこれからも人間が生きて行く上で 
大切なヒントというか 
問いかけがたくさん残されていることに 
ハッとする 

だからちょいと 
答えてみようじゃないか 
未来へ向かって 

ね、かあちゃん!? 



 



神田京子プロデュース 
”食とわたしと+α” ~ペルー編~ 


2015年6月8日(月) 
19:00~22:00 


出演: 
神田京子(講談) 
フローレスデュオ(クスコ出身 フォルクローレ) 
桑原滝弥(詩) 


会場: 
bepocah 
http://www.bepocah.com/ja/access/index.html 
東京都渋谷区神宮前2-17-6 
TEL/03-6804-1377(17時以降) 

料金: 
10,000円(ライヴ代金・ペルー料理・ドリンク2杯分込み) 
※限定35席。残席僅少! 


神田京子の五感で楽しむワールドツアー第一弾は南米のペルー共和国!2~3月のクルーズ公演でご一緒し、大感激したペルーのミュージシャン(現大阪在住)をお呼びしました。お店は京子が何件も食べ歩いて厳選。ペルーにまつまる講談と詩を添えて、とっておきの一夜に仕上げます。ぜひご一緒に! 


ご予約&お問い合わせ: 
kyoko oh!Dango club 事務局 
TEL/03-3413-8420 FAX/03-3413-8331 
E-mail/kyoko-odangoclub@liberty-feel.co.jp 



 



でもって 
そんな超楽しみなペルーの前に 
ドイツもよろしく♪ 

明日19:30~は 
「未知満ちベルリンへの道」 
六本木・新世界 
http://tazigenfestival.jimdo.com/pre-event/ 



目に見える 
自然の一部である人間から 
目に見えない 
自然の全部である魂へ
一歩踏み出す∞