2015年2月19日木曜日

願いごとはあとひとつだけ残っている

いよいよ 
一週間後となりました 
おれのソロ・・・ 



* 


詩人・桑原滝弥 ソロライヴ2015 

「詩人類」 


2015年2月26日(木) 
開場18:00 開演20:00 


ゲスト・三角みづ紀 


◇料金 
前売/予約2500円 当日3000円 
(飲食代別途必要) 

◇会場 
クロコダイル 
(東京都渋谷区神宮前6-18-8 ニュー関口ビルB1F) 
TEL:03-3499-5205 
http://www.crocodile-live.jp/index2.html 

◇問い合わせ 
詩人類 
TEL:090-8545-2708 
takiyakuwahara@yahoo.co.jp 
http://shijinrui.blogspot.jp/ 



* 


たくさんのご予約をいただき 
ありがとうございます 
遠方より駆けつけてくださる方も 
多数いらっしゃるみたいで 
本当に感激しております 


ゲスト出演していただく三角みづ紀さんは 
詩に興味のある方なら 
一度はその名前をきいたことがあるでしょうし 
作品や朗読に触れたことがある人も多いでしょう 

三角さんとはかれこれ 
十年以上の付き合いになりますが 
彼女の詩や詩人としての魅力は 
中々一言で語るのはむずかしいです 
壮大でささやかで 
マルチにしてぶきっちょで 
とらえどころがないのに明快… 
ただ、はっきりとひとつ言えることは 
おれはいつもこの人の詩に触れると 
それがどんな主題のものであれ 
”うれしい”と感じます 
たとえどんなに悲しい詩であろうと 
命の根っこのような部分がウキウキするのです 

赤ちゃんがしゃべれたら何を話すのかな 
なんてたまに考えたりしますが 
話すどころか詩まで書いちゃった赤子の如きスターです 
ソロライヴのゲストというのは 
いつもおれを応援してくれるみなさんへの 
おれからの最強のプレゼント 
(三角さん、勝手に贈りものにしてごめんなさい!) 
どうかそちらも楽しみに会場へ足をお運びください 


間際まで予定が立たない人も 
当日券をご用意してありますので 
その日の状況で”いざ、ポエムっ” 
と、なりましたらあそびにいらしてください 


どんな気分で来てくれても大丈夫です 
どんな風に観てもらっても自由です 
どんな夜が現れるかは秘密です 
 でも、 

おれが死んでも生きるから愛丈夫∞ 



これは”いま”という 
詩を息している 
きみとおれの 
祭です

2015年2月15日日曜日

tamatogi復活

ただいま! 


つーことで 
昨年8月以来休止となっておりました 
"tamatogi"が帰ってまいります 

会場は11月に 
谷川俊太郎さんなどをゲストにお招きして 
tamatogiスペシャルを開催した 
代官山"山羊に、聞く?"です 


みんな、あそびに来てね☆ 


 



詩のオープンマイク 
「tamatogi」 


2015年4月15日(水) 
開場/18:30 開演/19:30 



◇スペシャルゲスト 
神田茜 


◇MC 
桑原滝弥 
イシダユーリ 


◎詩のオープンマイク参加者募集! 
詩の朗読、及び、詩的パフォーマンスをされる方なら、誰でも参加可能。 
制限時間一人(組)5分間。自作他作不問。 
音源(CDソフト対応、USBは再生機器持参の事)使用可。 
楽器(セッティングに長時間掛からないもの)使用可。 
当日開場時18:30~エントリー受付。 
制限人数(組)20名様。エントリー希望者が制限人数(組)を超えた場合は、抽選となりますのでご了承ください。 
※もちろん観覧のみのお客様も大歓迎です。 


◇料金 
1500円 
(飲食代別途必要) 


◇会場/お問い合わせ 
代官山「山羊に、聞く?」 
http://yagiii.com/wp/ 
東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B1F 
(代官山駅正面口。右斜め前に直進。右側2軒目のビル地下1階。徒歩一分) 
TEL:03-6809-0584 (14:00~23:00) 
MAIL:info@yagiii.com 


☆詩のオープンマイク「tamatogi」とは… 
桑原滝弥とイシダユーリの二人の詩人主宰による、参加者が詩だと感じる表現なら形式は問わない自由度の高いオープンマイク。 
主宰二人が醸し出すイベントの雰囲気が評判を呼び、これまでに有名無名を問わず、さまざまなジャンルや地域や意識を持つ人々がエントリーして、たくさんの交流が生まれている。また、観覧のみを楽しむ観客が多いイベントであることでも知られている。 
三ヶ月に一度、1、4、7、10月の第三水曜日夜に開催。毎回各界で活躍中のスペシャルゲストが登場する。 


【スペシャルゲスト・プロフィール】 
神田 茜(かんだ・あかね) 
北海道帯広市生まれ。1985年、講談師の二代目神田山陽門下に入門。 
1995年、真打に昇進。女性の心情を面白く切なく語る、独自の新作講談で人気を得る。 
2010年、小説「女子芸人」で第6回新潮エンターテインメント大賞を受賞(選考委員は三浦しをん氏)。 
その他の著作に「好きなひと」「ふたり」「ぼくの守る星」「しょっぱい夕陽」など。 
http://kandaakaneakanesasu.cocolog-nifty.com 


 



今回から三ヶ月に一度の開催で 
毎回ステキで無敵で詩的な 
スペシャルゲストをお招きいたします♪ 


記念すべき復活第一弾にご登場いただくのは 
講談師であり、小説家としてもご活躍の 
神田茜先生でございます!!! 
(真打のことを、落語では師匠、講談では先生とお呼びします) 

方々で大人気の茜先生ですので 
もうすでにファンの人も多いかと思われますが 
とにかく独特の間合いから繰り出される 
その世界観は一度ハマると病み付きになること受け合いっ 
カラフルだったり、地味だったり、 
純粋だったり、複雑だったり、 
荒唐無稽だったり、やけにリアルだったり、 
作品によりさまざまな要素が折り重なるのですが 
「ああ、こんな所から心というものは起動するのか」 
と、気が付けばいつも爽快な衝撃で貫いてくれるのです 
ちょっと他にない表現と存在力をお持ちの方でして 
講談師と小説家の狭間のような部分に 
自分が異様に詩を感じてしまいまして 
今回ご出演をお願いしました 
どうぞこの貴重な機会をお見逃しなく~ 


もちろんtamatogiは 
これまでと変わらず 
朗読であれ、観覧であれ、 
参加してくれる一人一人が 
主役のイベントです 

あなたが詩だと信じるものを 
四次元ポッケかなんかにでも入れて 
気軽に本気でお集りください 
んじゃ、また、 


はじめましょっ∞ 


 



・・・これは一体何なのだろうかと興味が湧き、ステージに立つようになりました。同時に世界各国のポエトリー・リーディング(詩の朗読)の音源を聴くようになり、こんなにも世界中に詩を声に出す文化があったのかと驚きました。 
そんなことを繰り返している内に、作者自らが行う朗読には、ある特定のメソッドというものは存在せず、各々の肉体・意識に宿された業を掘り下げていくしか術のないことに気が付きました。 
自分の場合は、小柄な体格に生まれたことや、複雑だった幼少期の家庭環境、少年時代の喧嘩や恋愛の感覚を元に、その後に経験していたバンドや演劇や古武道から培った身体性を交ぜ合わせ、より深い意識下に眠る”詩の声”を探っていきました。 
つまり、私の中の醜さや滑稽さや、吐き気がして死にたくなるほどの悪性を愛でるということです。 
そこから日常の中で他者(あらゆる生命)と、どれだけ本気で、かつ自由に、言葉と声、息と波動を響かせ合えるのかを追求しています。 
かつて文字は、神への唯一の通信手段だったそうです。ならば朗読は、己の存在そのものを文字化する作業なのかも知れません。 
さあ、あなたの魂を聴かせてください。 

【短歌誌「日月」2015年1月号・寄稿エッセイ"朗読のすすめ"より抜粋】

2015年2月6日金曜日

にらめっこ

寒い・・・ 
と、書きかけて 
案外寒さに馴れてきている自分に気が付く 

つくづく人間って強いな 
そして面白いな 
故にやっぱり恐ろしいな 
と、感じてしまう今日この頃 


そんな中、今週月曜日
昨年12月にこの世に生まれたばかりの 
朗読オープンマイク「SPIRIT」へゲスト出演 

心も身体も環境も 
常に変化し続けながら生きている人間にとって 
ライヴ表現の場というのは聖なる一回性 
演者の思惑など優に飛び越えて 
進化だか退化だかなんだかわからないけれど 
何かしらの結着に向かって呼吸する存在が 
そこに立ち現われる 
見守ってくれる立場の 
変化し続ける観客のあなたと共に 

この日は 
いろいろな悲しいことや 
複雑なことが連日報道されている 
"いま"に開催されたためか 
己も含めステージに立った人からは 
自意識と無意識の狭間 
もっと言えば正気と狂気のあいの子のような 
声になる前の声が 
いつも以上に聴こえてきた気がします 
それをやっぱり自分は 
"詩"と呼びたくて 
明日もステージに立ちます 


こんなふうに書くと 
随分とお固いイベントのように 
感じられるかも知れませんが 
味わいのある楽しい宴でした☆ 
申し上げたかったのは 
オープンマイクには 
その時代や瞬間の凝縮されたリアルが 
溢れているということです 

こういう自由な表現の場を 
運営し続けていくには 
果たされなければならない約束があったり 
時として前のめりになって誓う 
気概が必要だったりしますが 
主宰をされている 
URAOCBさんと大島健夫さんは 
あたたかくてさり気ない 
なんともステキな陽性の気骨のある方たちなので 
今後このイベントがどうなっていくのか 
とっても楽しみです 


オープンマイク「SPIRIT」は 
毎月第一月曜夜、渋谷・RUBYROOMで開催!
http://rubyroomtokyo.com/
興味のある方は是非あそびにいってみましょ~ 



* 


さて、話をちょいと変えまして、 

只今絶賛予約受付中の 
2/26(木)20:00~ 
詩人・桑原滝弥 ソロライヴ2015 
「詩人類」@クロコダイル 
http://shijinrui.blogspot.jp/2015/01/blog-post.html 


やってきました 
年に一度のたっきーマニアの祭典♪ 
(でも、初めてがソロからという方も 
毎年たっくさんなので悩んでいるチミもご安心ねっ) 

今年も新作を中心に 
最新の桑原滝弥をお届けいたしますので 
ご期待しまくっていてください! 


今回ご来場のお客様には 
なんと関西でしか入手できない 
桑原滝弥エッセイ「詩人失格」掲載の 
ZINE「PAPERDRIVE」を配布 

数に限りがございますので 
ご予約の方優先になります 
ですのでご予約まだのあなたは 
速攻エントリーいたしましょう!!! 


ちなみに何かと話題となっております 
フライヤーの写真ですが 
あれは一体誰なのかと 
アレコレ憶測が飛んでおりますが・・・ 


実は七歳のときのオイラでございますっっ 


ラっ! 
"あんなに可愛かったのにねえ"とかゆわないの 

コチラも当日改めて配布いたしますので 
まだGETしていない皆様も 
楽しみにしていてくださいね☆ 



* 


おしまいに 
暖かくなってからの話題をひとつ 

昨年春に真打となりました 
我が妻の講談師・神田京子の 
昇進披露記念公演のラストを飾る 
番外編ライヴのお知らせです 


詳しくは下記をご参照いただけたらとおもいますが 
これまでのお披露目とは 
趣の異なる会になることは必至でございます 

"にらめっこ"の先に一体何が現われるのか・・・ 


明日の神話の 
そのまた先へ向かって 
あっぷっぷっ♡ 





「祝 神田京子真打昇進記念ライヴ ~太郎さんとにらめっこ~ 」 


学生時代、” 岡本太郎” の作品、本、言葉の後押しがあって 
道を決意した講談師・神田京子。「自分自身が伝統になれ!」 
という言葉に感化され、挑み続けて来た修業時代を経て昨年真打に昇進。 
いよいよ岡本太郎と真剣勝負の「睨めっこ」 だ!! 

日本の伝統話芸「講談」をぶつけるのみならず、 
お楽しみゲストを迎え、芸と芸術の一期一会の空間プロデュー スに挑む! 


出演:神田京子(講談師) 
ゲスト:桑原滝弥(詩)/ 星野通映(津軽三味線) 
とき:2015年3月21日(土・祝)18:00~19:30 
  (開場 17:30) 
場所:川崎市岡本太郎美術館 
http://www.taromuseum.jp/ 
   〒214-0032 川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内 
問:TEL.044-900-9898   
木戸銭: 無料(要観覧料)・・・定員制(80名まで) 
     岡本太郎美術館 常設展示室内 要申込。 
     申込方法は下記をご覧ください。 

★お申し込み方法>>プログラム名を明記の上 
 ①参加人数 ②代表者氏名 ( フリガナ ) 
 ③郵便番号・住所・電話番号・FAX 番号 (FAX で申込の際 )
 ④参加者全員 の氏名 ( フリガナ )・年齢を 
 記載し、E メールまたは FAX お申込みください。 
 追って抽選結果をご連絡いたします。 
  
  応募期間 2 月 9 日 ( 月 ) ~ 2 月 23 日 ( 月 ) 
  結果送信 2 月 27 日 ( 金 ) 

  Eメール:event@taromuseum.jp FAX:044-900-9966 

 参加の可否は E メールのお申し込みはメールで、 
 FAX でのお申し込みはFAX でご連絡いたします)