2022年3月25日金曜日

JSON

本日より 
オイラが詩を連載している雑誌 
「シェルスクリプトマガジン」の 
最新号が発売になりました 



今回編集部よりいただいたお題は 
”JSON” 

一体どんな内容のワードかと言いますと… 

◇JSON 
JavaScript Object Notationの略で、データをやり取りする際に 
使われるフォーマット。キーと値のペアでデータを表す単純な形 
式なので、データのやり取りは軽量。配列も利用できる。構造化 
テキスト形式のXML(Extensible Markup Language)で記述し 
た場合よりも読みやすい。PythonやJava、PHPなど、JavaScrip 
t以外のプログラミング言語でも利用されている。 



はたして 
そんなJSONから 
どんな詩が生まれたのか? 

あいかわらずイカした 
イケヤシロウさんのイラストとともに 
ぜひ誌面にて 
全貌を味わってみてくださいね~ 




* 



◇3月25日(金)発売 

隔月誌『シェルスクリプトマガジンVol.77 2022 April』 

世界で唯一のシェルスクリプト専門誌! 
詩人・桑原滝弥による 
コンピューター用語、及び、 
関連ワードをタイトルに詩を作るシリーズ掲載 
イラスト・イケヤシロウ 

定価:本体500円+税 
発行:USP研究所 
※全国書店、amazonなどの通販サイトで発売。 
https://www.usp-lab.com/pub.magazine.html 



さっきからキッチンの片隅で 
ホットドック野郎が 
バックヤードレスリングに興じているが 
シャドーポエムに夢中な 
翔んだパープリン娘は 
GOGO枯葉作戦を爆音でかけて 
誰もいないフロアへトペコンヒーロー 
テーブルでは星のクズの兄と弟の 
伝説と記憶補正が勝手にスピンオフして 
プールサイドはピークアウトで 
報われろグロスと後れ毛憂国 
誰もがいるもう一つのフロアにて 
プロムクィーンは笑わない 
プロの死人は唄わない 
風呂の社員は流れない 
エロのグロのゲロのテロのレロロの 
ワインパインラインサインマインンン… 
やがて地響きがして 
時計の針がささくれ立って 
最も高い潮の香りのなか 
それぞれがそれぞれの思惑を超えたら 
老境のブルーズは風に舞い 
赤子の拳が初めて開くとき 

【掲載詩 ~JSON~ より】 




* 



(桑原滝弥・今後の予定) 

3/26(土)16:00~ 
講座「詩の扉を開く」 
山口・カルチャーどうもん 
https://c-doumon.com/%E8%A9%A9%E3%81%AE%E6%89%89%E3%82%92%E9%96%8B%E3%81%8F/ 

4/16(土)17:00~ 
イベント「蓬莱座オープンマイク22」 
山口・旧蓬莱閣 
http://shijinrui.blogspot.com/2022/01/2022.html 

4/23(土)16:00~ 
講座「詩の扉を開く」 
山口・カルチャーどうもん 
https://c-doumon.com/%E8%A9%A9%E3%81%AE%E6%89%89%E3%82%92%E9%96%8B%E3%81%8F/ 

5/14(土)13:00~ 
イベント「tamatogi 2022」 
東京・シルクロードカフェ 
※詳細近日発表 

5/21(土)17:00~ 
イベント「蓬莱座オープンマイク23」 
山口・旧蓬莱閣 
http://shijinrui.blogspot.com/2022/01/2022.html 

5/25(水)発売 
雑誌「シェルスクリプトマガジンVol.78」 
発行・USP研究所 
https://www.usp-lab.com/pub.magazine.html 

5/28(土)16:00~ 
講座「詩の扉を開く」 
山口・カルチャーどうもん 
https://c-doumon.com/%E8%A9%A9%E3%81%AE%E6%89%89%E3%82%92%E9%96%8B%E3%81%8F/ 


◇公開中 
動画 
「プロレスの話」 
https://youtu.be/Nn-Rl77JB4M 

◇発売中 
電子詩画集 
「国際化と標準化」 
USP研究所 / Kindle版 
https://www.amazon.co.jp/dp/B08GKLMPLT/ 



【執筆・公演・その他、詩に関する依頼先】 
TEL:090-8545-2708 
takiyakuwahara@yahoo.co.jp 
詩人類

2022年3月21日月曜日

たったひとつに帰るために

先日は 
「蓬莱座オープンマイク21」へ 
たくさんのご来場をいただき 
ありがとうございました 

例によって 
ちょっぴり振り返ってみたいと思います~ 



まず前半の 
ワークショップのコーナーは 
久しぶりに演劇に挑戦 

演じる対象を 
性別、年齢、肩書き、特徴、場所など 
みんなで決めていって 

一人の人格を 
複数で即興で 
演じてみようという試み 

これが当然のように 
それぞれの思惑通りに運ばれなくて 
分裂した精神状態のようなものが垣間見えて 

結果 
荒唐無稽なシチュエーションのなか 
意味を超えたリアルな瞬間が立ち現れて 
スリリングで爆笑がこだまする 
そんなワークショップとなりました 

やはりモノをつくるということは 
それ自体は孤独な作業ですが 
それを発表する段になった時には 
もう自分一人のものではなく 

つまりは一人で生まれても 
さまざまな人や環境や機会によって 
”わたし”という人格が作られていく訳で 
その有様を 

演劇という装置を使って 
短時間で共有できた 
そんなひとときでした 



休憩挟んで 
本編のオープンマイクには 
以下の10名の方が 
エントリーしてくれました 

厚母至眞子 
MOON 
あきこ 
島田令子 
きんにくまん 
じいざす大悟 
ケンタ 
渡辺一成 
ありさ 
フランシスコ藤井 
※敬称略/観覧のみのお客様が出演順を決定 

やはり 
時期的なものなのでしょうか 

直接的であれ 
間接的であれ 
この夜飛びかった表現は 

いま 
世界で起きていることに対する 
何かしらのカウンターに 
見事になっていました 

もちろんこれは 
オイラの主観です 

でも人はあらゆるものに影響を 
受け合って 
与え合って 
分かち合って 

そうやって存在していく 
生き物だという観点で見つめれば 
あながち間違った見方でもない気がしています 

とにかく 
意識して発する 
祈りの尊さと 
無意識に流されていく 
こころの怖さというものを 
あらためて考えさせられた 
そんなオープンマイクでした 

最後は 
オイラが写真詩集 
「メオトパンドラ」(写真家・キッチンミノルさんとの共著)より 
抜粋したテキストを詠んで 

これまでも 
これからも 
つづいていき 
つづいていってほしい 
大河の一滴のような 
日々の宴は幕 



これから先 
世界がどうなっていくのか 
誰にもわからないのかも知れませんが 

その明日の一部は 
確実に己が生み出していくものだということを 
信じています 

よかったらまた 
おたがいの未来を 
ひとつの夜に 


捧げあいましょう 





* 



(桑原滝弥・今後の予定) 

3/25(金)発売 
雑誌「シェルスクリプトマガジンVol.77」 
発行・USP研究所 
https://www.usp-lab.com/pub.magazine.html 

3/26(土)16:00~ 
講座「詩の扉を開く」 
山口・カルチャーどうもん 
https://c-doumon.com/%E8%A9%A9%E3%81%AE%E6%89%89%E3%82%92%E9%96%8B%E3%81%8F/ 

4/16(土)17:00~ 
イベント「蓬莱座オープンマイク22」 
山口・旧蓬莱閣 
http://shijinrui.blogspot.com/2022/01/2022.html 

4/23(土)16:00~ 
講座「詩の扉を開く」 
山口・カルチャーどうもん 
https://c-doumon.com/%E8%A9%A9%E3%81%AE%E6%89%89%E3%82%92%E9%96%8B%E3%81%8F/ 

5/14(土)13:00~ 
イベント「tamatogi 2022」 
東京・シルクロードカフェ 
※詳細近日発表 


◇公開中 
動画 
「プロレスの話」 
https://youtu.be/Nn-Rl77JB4M 

◇発売中 
電子詩画集 
「国際化と標準化」 
USP研究所 / Kindle版 
https://www.amazon.co.jp/dp/B08GKLMPLT/ 



【執筆・公演・その他、詩に関する依頼先】 
TEL:090-8545-2708 
takiyakuwahara@yahoo.co.jp 
詩人類

2022年3月14日月曜日

詩の扉

この四月から 
山口・カルチャーどうもんでの 
講座「詩の扉を開く」が 
月一回の開催になります 



夏に出る自伝や 
新たな映像作品の制作など 
予定を調整をしなくてはならない状況がつづくこと 

またこのブログでは 
一般公開の活動の情報のみを公開していますが 
特定の団体・施設向けの 
公演や講座が増えてきたこともあり 

この「詩の扉を開く」の開催数を 
変更させていただくことになりました 



ただ 
こう書くと 
なんだか後ろ向きな印象を与えてしまうかも知れませんが 

正直講座としての 
「詩の扉を開く」のここ最近の充実具合は 
群を抜いた面白さで 

受講生の方それぞれが 
己の詩の道を 
しっかりと歩まれているので 

数より質を優先する感覚で 
前向きな決断として 
今回の変更に至りました 



いずれ 
オイラだけじゃなく 
詩の扉を開け放ってやってきた 
うちの生徒が 
あなたと出会うべき詩を 
届ける日が来るかとおもいますので 
どうか楽しみにしていてください 

そして 
開かれた扉の 
こちら側をのぞいてみたいという人は 
いつでも気楽にあそびに来てくださいね 

ときどき 
扉の角で頭をぶつけたりしながら 
待ってます 笑 



この講座を始めて一年半になりますが 
ここまでやって来て 
ふと気づいたことがあります 
それは 

詩の扉なんてものは 
自分が生まれてからずっと 
すぐそばにあったんだということ 

それをいつでも 
その気になれば 
開くことができたんだってこと 

なんだかあらためて 
この講座の名付け親である 
詩人のチェン・スウリーさんに 
「ありがとう」と 
言いたい気分です 



まだまだ開いていない 
詩の扉が 
あなたとわたしが生きている 
この世界には 
きっと 

ある 


よかったらそれを 
いっしょに 
探しましょう 




* 



講座 『詩の扉を開く』 
https://c-doumon.com/%E8%A9%A9%E3%81%AE%E6%89%89%E3%82%92%E9%96%8B%E3%81%8F/ 

あなただから書ける詩がある、人生がある。 

講師 桑原 滝弥(詩人) 



海外での活動や、詩人・谷川俊太郎とのイベント開催でも知られる 
桑原滝弥とともに、詩作の面白さ、詩を分かち合う喜びを、楽しく 
体験していきます。 



毎月第4土曜日 16:00~17:30 
※無料体験可 

受講料 1,650円(/月1回分) 

教材費:コピー代実費 
持ち物:筆記用具 



◇会場/お申し込み先 
「カルチャーどうもん」 

〒753-0047 
山口県山口市道場門前1-1-18 どうもんパーク2階 
TEL:083-929-3225 
月~金:10:00~19:00 
土:10:00~17:00 
休業日:日曜・祝日等 
https://c-doumon.com/ 




* 



(桑原滝弥・今後の予定) 

3/19(土)17:00~ 
イベント「蓬莱座オープンマイク21」 
山口・旧蓬莱閣 
http://shijinrui.blogspot.com/2022/03/blog-post.html 

3/25(金)発売 
雑誌「シェルスクリプトマガジンVol.77」 
発行・USP研究所 
https://www.usp-lab.com/pub.magazine.html 

3/26(土)16:00~ 
講座「詩の扉を開く」 
山口・カルチャーどうもん 
https://c-doumon.com/%E8%A9%A9%E3%81%AE%E6%89%89%E3%82%92%E9%96%8B%E3%81%8F/ 

4/16(土)17:00~ 
イベント「蓬莱座オープンマイク22」 
山口・旧蓬莱閣 
http://shijinrui.blogspot.com/2022/01/2022.html 

4/23(土)16:00~ 
講座「詩の扉を開く」 
山口・カルチャーどうもん 
https://c-doumon.com/%E8%A9%A9%E3%81%AE%E6%89%89%E3%82%92%E9%96%8B%E3%81%8F/ 

5/14(土)13:00~ 
イベント「tamatogi 2022」 
東京・シルクロードカフェ 
※詳細近日発表 


◇公開中 
動画 
「プロレスの話」 
https://youtu.be/Nn-Rl77JB4M 

◇発売中 
電子詩画集 
「国際化と標準化」 
USP研究所 / Kindle版 
https://www.amazon.co.jp/dp/B08GKLMPLT/ 



【執筆・公演・その他、詩に関する依頼先】 
TEL:090-8545-2708 
takiyakuwahara@yahoo.co.jp 
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