ダンサーでプロデューサーの市川喜愛瑠さん
お二人が運営されている
kazan office
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2011年に
平松れい子さん演出の
演劇作品「Unsex Me Here」
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で二人と共演して以来
大切なポイントで
おたがいのステージに声をかけあって
舞台で出会いつづけてきました
最近のハイライトと言えば
やはりオイラが長編詩を書き下ろし
夏山さんがひとり芝居として上演した
「ピキピキ夏山のドンバラ大放送♡」でしょうか?
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Kazan office の魅力は
演劇らしいことをせず
演劇そのものを
いまという瞬間に問い
放ちつづけているところ
らしいものに安住せず
(往々にしてそれでも生きていけそうであっても)
そのもののど真ん中を貫く
(たとえそれでどんなにしんどくなろうとも)
これは詩にも
もちろん言えることで
詩らしいテキスト、パフォーマンス、漂い方…
確立された昨日の正解から
常に飛び出して
いまの詩を探すことが
生きている詩人の宿命であり
最低限の責任だとおもっています
そんな
一見演劇の枠からはみ出しつづけているようで
演じる劇の真髄を見つめつづけている
Kazan officeが
この秋また
変なことをやらかします
「ART BRIDGE」と銘打ち
二極化する世界を優しく融合する試みとして
夏山さんがコロナ禍後に立ち上げた
演劇集団「人間劇場」の本公演のほか
ダンス、相撲、ラップ、タップ、ヒューマンビートボックス
サーカスチームパフォーマンス、アジア民族芸能、能楽
そして詩…
さまざまな価値観と運命を身にまとった
表現者が一同に介し
多角的にARTを体感できる場を生み出していきます
個人的には
”優しく”という言葉が
とても引っかかりますし
そこの部分こそが
Kazan office
夏山さんと喜愛瑠さん
そのものだと感じています
今回この変な
でもとても素敵な予感がする催しの
詩のプログラムの
出演とデイレクションを担当することになりました
共演は
数年に一度集中的に相見える時期が来る
”あっ、今年がそうなんだ”である我が詩の兄弟こと
蛇口さん
三年ぶりの共演で
最新詩集「とても小さな理解のための」を引っ提げての登場となる
向坂くじらさん
昨年の自分主催イベントのtamatogiで久しぶりに詩の朗読をして
その後パリで開催された詩祭「Grand Poetry Slam」に
日本代表として参加された初共演の
コオリヒロノブさん
そして公演直後の肉体と息のまま
詩へと向かってほしいという
こちらの無茶なお願いを受け入れ挑んでくれる
人間劇場の俳優のみなさん
詩のプログラムのタイトルは
「詩がわからない人のための、詩のライヴ」
一体何か起こるのか?
ぜひ目撃しに
いっしょに生きに
そして死にに
いらしてください
ART BRIDGEとは
すべての生きる孤独のこと
そう自分はおもっています
11月のとある四日間
渋谷で宇宙の除け者同士が
すれ違い
ぶれ合い
出会い
別れられますように
やさしく
*
ART BRIDGE「ART⇄ART」
Program 5
詩人 桑原滝弥 presents
『詩がわからない人のための、詩のライヴ』
2022年11月6日(日)17時~
出演:
蛇口
向坂くじら
コオリヒロノブ
人間劇場の俳優たち
桑原滝弥
詩人達による詩の朗読パフォーマンス
わからないことをわからないまま
言葉で出会っていく瞬間...
チケット料金:
一般 3500円
学生 2500円
中高生 1000円
ペアチケット 6000円
ART BRIDGE× THEATERセット券 5000円
※当日券は+500円
申し込み:
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会場:
Space EDGE
(東京都渋谷区渋谷3-26-17 野村ビル1F)
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※本プログラムは11/3(木)~6(日)渋谷・Space EDGEにて開催さ
れる、文化庁 ARTS for the future! 2 補助対象事業、ART BRI
DGE ×人間劇場『ART⇄HUMAN⇄CHEKHOV』の一環として開
催されます。イベント全体の概要については、下記リンク先をご参
照ください。
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【出演者プロフィール】
蛇口:
埼玉県熊谷市在住、独身。昭和39年生まれの蠍座O型。横浜生まれ
関西育ち。
京都外大卒業後映画監督を志して大島渚監督の助監督になるために
事務所にコンタクトを取り次回作までスタンバイしてと言われるが
、その後大島渚監督は12年間映画を作らなかった。そこで湘南に
住んでイメージフォーラム映像研究所に入所し、「海パンひとつの
夏」という映画を作り始めるが、いまだに完成していない。同時に
、SPACE咸臨丸という劇団を旗揚げするが初公演前に解散。のち
に2018年にひとり芝居「横なぐりの成長痛」作・演出で演劇デビ
ュー。10年間続いたコピーライター業の傍ら、2000年夏に自作詩
朗読を開始。翌年、詩人谷川俊太郎作詞の鉄腕アトムをもじった朗
読イベント「鉄腕ポエム」をスタート。のちにその谷川俊太郎と共
演を果たす。ジャンル多様性イベント「ことばーか」や新宿ゴール
デン街オープンマイク「ことばし~れ」などほかにも様々なライヴ
を発信し続け、スポーツ新聞の娯楽欄に詩の朗読を題材にした官能
小説を掲載するなど、一貫してエンタメとしての朗読の可能性を追
求。小説、詩、脚本、短歌の賞に何度も落選している。ウエノポエ
トリカンジャム詩人大喜利大会で優勝していて人を笑わせることが
大好き。傍観者である自分をかなぐり捨てる瞬間が好き。
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向坂くじら:
詩人。Gt.クマガイユウヤとのユニット「Anti-Trench」で朗読担当
。第一詩集『とても小さな理解のための』しろねこ社より刊行。教
育の分野でも活動し、各所で詩の出張授業を実施するほか、埼⽟県
桶川市にて「国語教室ことぱ舎」を自ら創設。言葉を読み、書き、
教えて暮らす。
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コオリヒロノブ:
2000年代初めからポエトリーリーディングをはじめる。2006年
「詩のボクシング」に参加。その後、一時、詩から遠ざかるが202
0年より活動を再開、2021年にスラムに初めて参加。第2回「コト
バスラムジャパン」優勝。2022年、パリで開催された詩祭「Gran
d Poetry Slam」に日本代表として参加。
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人間劇場の俳優たち:
2020年コロナ禍の中、演出家、俳優の立本夏山の呼びかけにより
結成。人間の身体のもつ可能性に着目し、動きと言葉、両面から強
度のある俳優表現を大事にしている。古今東西様々な俳優の技術を
参照、俳優をアップデートし、質の高い演劇表現により「明日を生
きるチカラ」が湧いてくる作品づくりを目指している。また、演劇
に関わる事で俳優がいい人生を歩んでいけるという事にも重点を置
いており、創作によって疲弊しないコミュニティ作りを実践。将来
的には、複数の演出家、劇作家が所属する舞台芸術集団にするのが
目標。本プログラムでは、ART BRIDGE ×人間劇場「VANIA!!」
本公演直後の肉体と呼吸のまま、詩へと向かう。
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桑原滝弥:
詩人。1971年、三重県生まれ。
演劇・音楽・パフォーマンス活動を経て、1994年、詩作を開始。
処女作『えりなのプロフィール』は、新潮文庫『あなたにあいた
くて生まれてきた詩 / 宗左近・編』に収録。 以降、「あらゆる時
空を" 詩 "つづける」をモットーに、紙誌、舞台、映像等、様々な
媒体で作品を発表。詩人・谷川俊太郎との競演企画「俊読」や、
「tamatogi」「蓬莱座オープンマイク」といったライヴイベント
をプロデュース。また、海外での活動や、妻の講談師・神田京子
との詩芸ライヴ、他ジャンルとのコラボレーションも積極的に展
開。著書に詩集『花火焼』(にこにこ出版)、写真詩集『メオトパン
ドラ』(写真家・キッチンミノル共著/FOIL)、詩画集『国際化と標
準化』(画家・イケヤシロウ共著/USP研究所)、自伝詩集『詩人失
格』(私誌東京)など。詩芸企画「詩人類」代表。
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(桑原滝弥・今後の予定)
9/17(土)17:00~
イベント「蓬莱座オープンマイク27」
山口・旧蓬莱閣
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9/24(土)16:00~
講座「詩の扉を開く」
山口・カルチャーどうもん
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9/25(日)発売
雑誌「シェルスクリプトマガジンVol.80」
発行・USP研究所
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10/1(土)19:00~
イベント「”詩人失格”発売記念」
大阪・ライヴ喫茶 亀
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10/1(土)~23(日)公開
展示「たったひとつのバラバラ展」
大阪・ギャラリーヨルチャ
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10/15(土)17:00~
イベント「蓬莱座オープンマイク28」
山口・旧蓬莱閣
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10/23(日)18:00~
イベント「明日生まれる命について」
大阪・ギャラリーヨルチャ
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10/29(土)16:00~
講座「詩の扉を開く」
山口・カルチャーどうもん
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11/6(日)17:00~
イベント「詩がわからない人のための、詩のライヴ」
東京・Space EDGE
※詳細上記掲載
◇公開中
動画
「俊読 2022」
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◇発売中
自伝詩集
「詩人失格」
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【執筆・公演・その他、詩に関する依頼先】
TEL:090-8545-2708
takiyakuwahara@yahoo.co.jp
詩人類