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客観的に見ると
自分のやっている仕事は
待つことと
追われることが
多いのですが
主観的には
そんなふうには感じてなくて
会いに行くことと
攻めつづけることで
そもそも仕事じゃなくて
あそんでるだけ
師走の冷たい風に
なぜだか空蝉のぬくもりを覚えながら
来たるべき年に出会う
あなたのことをおもって
オイラはいまも
うたっています
そんなワケで来年
久しぶりに名古屋で
”夫婦幸福ライブ”を開催いたします☆
え、
来年の話なんかして
鬼が笑うんじゃないかって?
大丈夫!
鬼さんを味方につけている
イカした歌人がゲストに出てくれますから
この日だけの
特別企画も考えておりますので
どうかご期待くださいね
皆様のご来場
魂であそぶ気マンマンで
お待ちいたしております∞
*
2018年2月12日(月/祝)
詩と講談をたっぷり
「夫婦幸福ライブ2018 in 名古屋」
出演:
桑原滝弥(詩人)
神田京子(講談師)
ゲスト:
野口あや子(歌人)
開演 14:00
(開場は30分前)
木戸銭:
前売 ¥3,000
当日 ¥3,500
(全席自由)
チケット取扱:
イープラス http://eplus.jp
http://eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002247157P0050001P006001P0030001
ご予約、お問い合わせ:
パシリッツ https://pashiritz.jimdo.com/
TEL:090-1096-6361
会場:
大須演芸場
(名古屋市中区大須2丁目19-39)
http://www.osuengei.nagoya/
主催:
詩人類
協力:
Kyaoko oh! Dango Club
パシリッツ
世界を元気にするアルティメット夫婦喧嘩…
あの問題夫婦!?が名古屋に帰ってくる
この日だけのスペシャル夫婦コラボが炸裂…お見逃しなく!
☆夫婦幸福ライヴとは・・・
結婚生活こそ”リアルエンターテイメント!”という訳で、桑原滝弥と神田京子が、2007年、結婚式の代わりに詩と講談で表現する「メオトライヴ」を開催したことがキッカケとなり、以来ご好評を頂き、現在までに、コンサートホール、演芸場、ライヴハウス、福祉施設、震災の被災地、海外(ドイツ、モンゴル)など、さまざまな場所で公演を重ねております。
今回の久々の名古屋公演では、大活躍中の歌人・野口あや子さんをゲストにお招きし、ますますパワーアップしたライヴをお届けいたします!!!
~出演者紹介~
桑原 滝弥(くわはら たきや)
詩人。1971年三重生。東京在住。演劇・音楽・パフォーマンス活動を経て、1994年、詩作を開始。処女作『えりなのプロフィール』は、新潮文庫『あなたにあいたくて生まれてきた詩 / 宗左近・選』に収録。以降、「あらゆる時空を" 詩 "つづける」をモットーに、紙誌、舞台、映像等、様々な媒体で作品を発表。詩人・谷川俊太郎との競演イベント『俊読』や、言の葉Tシャツの製作などの企画も多数手掛ける。海外での活動や、他ジャンルとのコラボレーションも積極的に展開。東日本大震災被災地の歌『たしかなる風 ~ふるさと久之浜~』を作詞(作曲・谷川賢作)。著書に詩集『花火焼』、写真詩集『メオトパンドラ』他。
http://shijinrui.blogspot.jp/
神田京子(かんだきょうこ)
講談師。1977年岐阜生。東京在住。1999年、二代目神田山陽に入門。他界後、神田陽子に師事。2014年、真打昇進。都内の寄席に出演の傍ら、独演会・地方公演・海外公演・他ジャンルとのコラボレーションなど、形にとらわれない公演を積極的に展開。テレビ・ラジオ出演も(近年出演:NHK-BSプレミアム「BS 新・日本のうた」節劇進行役、NHKラジオ第一「日曜バラエティ」司会他)。東日本大震災以降、大規模被災地での公演を通して、国内外の民話を講談にする取り組みをライフワークに。落語芸術協会、日本講談協会に所属。長良川鉄道広報大使。
http://kandakyoko.com/
野口あや子(のぐちあやこ)
歌人。1987年岐阜生、名古屋在住。高校在学中に第49回短歌研究新人賞を受賞。第一歌集『くびすじの欠片』で、第54回現代歌人協会賞を最年少受賞。ほか歌集に『夏にふれる』『かなしき玩具譚』。近年は共同制作や朗読活動も行っており、詩人・三角みづ紀との共著に『気管支たちとはじめての手紙』(マイナビ・電子書籍)、最新刊に、写真×衣装×短歌のコラボレーション歌集として『眠れる海』。
https://twitter.com/ayako_nog
気狂いピエロ
泳ぐひと
レニー・ブルース
フィメール・トラブル
ドラゴン特攻隊
アフター・アワーズ
ゆきゆきて、神軍
マッチ工場の少女
コーヒー&シガレッツ
昼間から呑む
最近、何人かの知人がTwitter上で
(オイラはTwitterはやってません)
”#名刺代わりの映画10選”で
いろいろ挙げていたのを見て
自分もちょっとやってみたくなったので
ここに書いてみました
パパッと
直感で頭に浮かんだものを挙げてみましたが
う~ん、我ながら偏ってる…
あ!
"不思議惑星キン・ザ・ザ"を入れるの忘れてた 笑
そんな偏りまくった自分が
どこかしら何かしら
偏ってるからこそ愛おしい人間存在に向かって
年明け早々、詩の朗読をさせていただきます
いつもどおりに
偏りで語るよ
すべてを∞
*
銀河鉄道の昼プレゼンツ
「TOKYO BOYS COLLECTION 2018Winter」
2018年、TOKYO 男の詩の朗読
彼らの発する言葉には、存在をする者の覚悟がある
出演:
桑原滝弥
究極Q太郎
新納新之助
大島健夫
Jorden Smith
TASKE
いまお
蛇口
馬野ミキ
(2017.12.2現在)
2018年1月28日(日)
開く12時15分/始まる13時~/終わり16時
1500円+1オーダー
会場:
高円寺 大陸バー彦六 喫茶・東京鼠
http://www.ukuleleafternoon.com/hiko6/
※出演者募集 (男、1名)
当日の持ち時間は他の出演者と同じ15分になります。
ギャランティも他の出演者と同じく利潤の均等分けです。
作品、及び動画アドレスのURL、あるいはあなたがこのステージに立つ意義などについてお送り下さい。
独断と好みにより、1名を出演者に加えさせていただきます。
なお個人で行っている手作りイベントであり、自分の力量が追いつかない為、当確者のみに連絡をさしあげるということにさせていただくことをご了承ください。
銀河鉄道の昼ホームページ
http://blog.livedoor.jp/poetryplanet-ginga/
東京鼠ツイッター
https://twitter.com/tokyo_nezumi
主催:銀河鉄道の昼 馬野ミキ
問い合わせ 090-6653-1186 mikiman1973あっとgmail.com
協力:東京鼠
イベント公式ホームページ
http://hwm5.gyao.ne.jp/miki1973/tokyoboyscoleection.html
ども~
ここ最近もライヴや各媒体などで
オイラの詩にふれてくださったみなさん
ほんとうにありがとうございます!
どれもこれも
かけがえのない瞬間で
抱きしめたくても
けっして立ち止まってはくれないもので
だからこそ
うたは流れつづけていけるのでしょう
そんなことを実感させてもらいまくった
今日この頃でした
まもなくやってくる12月は
一般公開されるイベントや掲載物はございませんが
来年みなさんにもっと喜んでもらえるような
いろんな企画が着々と進行中ですので
どうかワクワクしながら
首を長くして発表を待っていてくださいね☆
しかしあんまり待たせすぎて
ろくろっ首になられても心配ですので
先日の嵐の晩のtamatogiの模様を
参加してくださった川方祥大さん
https://shodaikawagata.jimdo.com/
にYouTubeに公開していただきましたので
ご紹介しますね
川方さんは
歌や詩をうたったりかいたりしているひとで
tamtogiで初めてお会いして
今月の福島ツアーもあそびに来てくれて
こんな素敵な感想をブログを書いてくださっております
https://patchworkkawagata.blogspot.jp/2017/11/in2017.html?m=1
それでは
台風21号の中
辿り着いたひとりびとりとともに
駆け抜けたパフォーマンス…
よかったらご覧ください~
◇
桑原滝弥
tamatogi
2017.10.22
https://youtu.be/NckxJ_ARTAI
今年もあと一ヶ月
おたがいの
幸せをぶつけあって
もっと生まれつづけましょ~~~∞
こどもの頃
あした、あさって、の次が
”ささって”だとおもっていました
たぶん
しあさっての
”し”を四日後だとおもいこみ
ならば
三日後は”さ”だろうから
ささってにしたのでしょう
あの日のぼくは
なのでいまでも
頭の中で日にちを数えるときは
あした、あさって、ささって…
そんな
永遠にやってこないかも知れない
ささってに向かって
明日も明後日も生きていきます
*
という訳で
まず明日!
二ヶ月に一度の
あの雑誌が発売されます
今回は”ライブラリ”という
タイトルで詩を書いています
またもやイケヤさんのイラストが素敵すぎて
もうTシャツにしたいくらいです
みんな
ぜひ手に取って味わってね☆
◇11/25(土)発売
隔月誌「シェルスクリプトマガジンVol.51 2017 Decenber」
世界で唯一のシェルスクリプト専門誌!
詩人・桑原滝弥による
コンピューター用語をタイトルに詩を作るシリーズ掲載
イラスト・イケヤシロウ
定価:本体500円+税
発行:USP研究所
※全国書店、amazonなどの通販サイトで発売。
https://www.usp-lab.com/pub.magazine.html
わたしはわたしを知らないで
わたしはわたしのすべてを背負って生きている
【掲載詩 ~ライブラリ~ より】
*
そして
いよいよ明後日は
既報の通り…
◇11/26(日)13:30~
高円寺・彦六「銀河鉄道の昼」
http://blog.livedoor.jp/poetryplanet-ginga/
日曜日の昼下がり
気軽にあそびに来てくださいね
仕事があるひとや
大切なデートがあるひと
心がちぎれそうで引きこもっているひとは
それををすっぽかして来てね
それに見合うだけのことを
やります
愛丈夫
おれときみには
”ささって”がある∞
前回のブログで予告しました通り 先日行った四日間五公演の 福島県いわき市周辺でのライヴツアーを 今日は振り返ってみたいと思います どのライヴ、どの創作活動もそうなのですが 今回も心の深いところが激しく揺さぶられました うまくまとめられないかも知れませんが できるかぎり言葉にしてみたいと思いますので よかったらお付き合いください~ * 「夫婦幸福ライヴ in ふくしま2017」を生きた記憶 http://shijinrui.blogspot.jp/2017/10/blog-post_36.html出演: 桑原滝弥(詩人) 神田京子(講談師) 大島健夫(詩人/ゲスト) 向坂くじら(詩人/スタッフ兼) 滝弥&京子の息子(一歳一ヶ月) 11/9(木)19:30~ 「こせき接骨院」 約二年ぶりとなる福島でのライヴツアーは、営業後の接骨院のベッドを片付けての特設ステージからスタート! 初日のこちらの会場は直前の開催決定だったので、事前の告知でも発表していなかったため客足が心配だったのですが、開演前にはほどよい混み具合。二年前にも一度オジャマしているせいか、なつかしい顔がチラホラ。いわき市内の各所から集まってくださったお客さんの前で、あたたかい雰囲気の中、ノビノビとライヴをやらせてもらいました。 詩の言葉を自分の頭の中で、いろいろと転がしてくださっていることがうれしかったですし、京子の、会場を暗くしてロウソクの灯だけでお届けした怪談「番町皿屋敷」に聞き入っている姿に、傍観者ではなく、いっしょにライヴをつくろうとしてくれる意志が感じられて、じんわりと感動しました。 ラストには、同所で以前に共演した、いわきを代表するフルート奏者・市島徹さんが飛び入り出演してくださって、言葉の余韻を、音楽で広げていただき、それぞれの心の中に溶け入っていったような気がします。 11/10(金)13:30~ 「飯館村・伊達東仮設住宅 」 ツアー二日目。いわき市から二時間ほど車で移動して辿り着いたのは、約三年ぶりとなる、飯館村のみなさんが暮らされている伊達市にある仮設住宅。 来年三月末で入居期間が終了となるため、以前来たときよりも空き室が目立つようになっていました。それはそれで、本来ならばよいことなのですが、今尚放射能の汚染がつづくこちらの地域では問題は複雑です。子ども世代、孫世代は、放射能のこともあり別の街で生きていく選択をし、村に戻ることを決断したのは、年配の人ばかりというのが実情とのこと。 この日の客席も、めったに子どもや孫と会えない、そんなお年寄りのみなさんが中心でした。公演後に話を伺ったら、たまに新たな環境で暮らす子どもたちの家に泊まりに行く人もいるようなのですが、そうすると一気に認知症の症状が出るのだとか。しかし、昔から見知ったみんなが暮らす仮設に帰ってくると、また正常な状態に戻るとのこと。 何も知らない若造の自分には想像もつかない、みなさんの葛藤。子どもたちと暮らしたくても、ボケてしまうなら、汚染土を隠すための黒いシートで覆われた故郷に、同世代の仲間と帰る・・・だからでしょうか、ライヴのラストに一歳一ヶ月の息子を登場させたときの、みなさんの底抜けにうれしそうな表情が、とても印象的でした。みなさん、たくさん、たくさん、息子をあたたかくダッコしてくださいました。 また、じっくり聴き入るような静かな詩だけでなく、楽しく笑える詩のパフォーマンスをしているときにも、それぞれのポイントで切実に受けとめてくださっていたことが忘れられません。 この仮設住宅でのライヴは今回で最後になりますが、飯館のみなさんとは今後も何かしらの交流を持たせてもらえたらと願っております。 11/11(土)11:00~ 「ことほぎ庵 森へゆこう」 ツアー三日目。今日は午前/午後の二回公演。まずは、2011年からずっと交流を持たせてもらってきた”ことほぎ庵”さんが、昨年新たにデイサービスをオープンされたということで、そちらの一周年記念イベントとして、ライヴをやらせていただきました。 利用者さんと、そのご家族、関係者の方々が集まってくださって、午前中とは思えない熱気溢れるライヴとなりました。おそらく、オーナーの川口さんご夫妻や、スタッフのみなさんが、真心の込もった、血の通ったサービスを日頃からされているのでしょう。初めて訪れた場所なのに、とても入りやすくて、ライヴもものすごくやりやすかったです。 詩を詠みながら、みなさんのお顔を見ていて、命というものが、生きる場所によって、まったく異なる可能性を引出されるものだということを、あらためて実感させてもらいました。 終演後は、みなさんとワイワイ楽しく懇親会。前日からスタッフさんが腕によりをかけて仕込んでくれた美味しい料理をいただきながら(オイラは特にカレーうどんにはまってしまい二杯も食べちゃった!!)、いろんなお話をしました。おもろかったな~。 ”また、来たい!”と素直に思える、飾り気のない豊かな場所でした。 11/11(土)15:00~ 「グループホーム ことほぎ庵」 午後からは、以前から何度も訪れている”ことほぎ庵”さんのグループホームへ。 こちらは入所者さんが全員認知症で、ご家族のみなさんも付き添いで観ていただく形だったのですが、とにかく自然な意識で楽にパフォーマンスができました。リラックスし過ぎていくつかキッカケをまちがえちゃうくらい(共演のみなさん、ごめんなさい!) 数年前の、いろんなライヴを振り返った日記を読んでいただくとわかるのですが、以前は認知症の方が客席に多いライヴ会場では、こちらが構え過ぎたり、うわべの表情のちがいにとまどって、なかなかよいパフォーマンスができませんでした。ところが最近はほんとうに充実した時空をいっしょにつくれるようになってきました。 認知症の人と、そうでない人とのちがいは、自分の中では単に心のチューニングのちがい。そして認知症と呼ばれる人の心は、詩をつくっているときの自分の心の状態と、とても近いものがある気がするのです。なんていうか、感情の奥底で対話できるカンジ。 当初は、みなさんの集中力次第では、短めのパフォーマンスでもかまわないとスタッフさんから言っていただいていたのですが、そんな訳で他の会場と同じくがっつり一時間のライヴをかまさせていただきました。 11/12(日)14:00~ 「久之浜・大久ふれあい館」 そんなこんなでアッという間にツアー最終日。東日本大震災では、津波の被害が甚大だった久之浜・大久地区の、新たににできた防災センター内にある、イベントスペース”ふれあい館”でのライヴ。 五年前に、作曲家/ピアニストの谷川賢作さん、地域のみなさんといっしょに、町のうた「たしかなる風~ふるさと久之浜・大久~」「トブシルのうた」をつくった、自分にとっても大切な土地。聞けば、この二曲は現在も、小学校や街の各行事などで歌い継がれているとのこと。作者のひとりとして、こんなにも幸せなことはありません!!! 久之浜・大久のみなさんは、とにかくノリのよい方が多く、今回もめちゃくちゃ明るいステージとなりました。かと言って、じっくり聴くポイントはすごく集中して味わってくださるので、かなり振り幅の大きな客席と言えます。 また、東京などの他地域から観に来てくださった方もチラホラいて、そのこともオイラにとっては、すごく大切なうれしいことでした。 終演後は地元の地域づくり協議会のみなさんが、アンコウのドブ汁、アンコウのとも和え、メヒカリの唐揚げなどといった、郷土料理をふるまってくださって、ツアーメンバー一同、舌鼓を打ちまくりました。感謝の気持ちとともに、”ああ、もっと、それぞれの心のいろんなところがイキイキするような詩をつくって帰ってくるぞ!”と、決意を新たにしたのでした。 各ステージで、今回のツアーができたのは、全国各地のライヴ会場で”わたしの分まで行って来て”と活動支援金を託してくださったお客様のおかげであることをお伝えしました。 みなさん、その瞬間、息を呑むような、なんとも言えない深い表情をされて、うなづかれておられました。 尚、全公演、ラストには出演者全員で、オイラの詩「生き際について」を詠みました(息子はアクション&シャウト担当♪)。 詩を聴いてくださっているひとりひとりの恐くなるほどの真剣な表情に、時折自由な行動に出る息子の一挙手一投足に対する神々しいまでのやさしい微笑が重なるという、なんだか究極のふたつのものが入り交じっていくような、不思議な、たしかな現実がそこにはありました。 けっして狙ってはできないステージに身を置きながら、人間の奥深さ、言葉を他者に発することの重大さを、あらためて思い知らされました。 また、今回各地を回らせてもらって、たくさんの新たな問題が出てきていることがわかりました。そして、ずっと先送りにされている根深い問題も。 だから、そういった諸問題に立ち向かうおひとりおひとりの心がすこしでも、しなやかに、楽に、自由になっていただけるように、これからも詩芸を磨いてまいります。 すべては他人事。だれかの人生を代わりに生きることはできません。ならば、もっと己を突き放して、内から出る表現を、観客や読者のみなさんに捧げていきます。 自分ひとりではしあわせになれないから、答えが出ないから、詩人になったのだとおもうのです。そこからしか、生きられないから。 はじめて詩を書いたとき、なんとなく死にたい気持ちだったことを覚えています。矛盾しているように受け取られるかも知れませんが、それはすごく自分の生命が輝いた瞬間でした。 今回のツアーでは、そのときの感覚を思い出しながらパフォーマンスをしました。そのせいか、自分が何をやったのか、実はあんまりよく覚えていません。ただ、目の前のお客さんの魂のようなものの中に入っていって、そこから自分の肉体と声を動かしていた記憶があります。 これ以上は、言葉で表現するよりも、実際の作品やパフォーマンスを通して味わっていただいた方がよいかと思いますので、どうか、これからもよろしくお願いいたします。 ゲスト出演をしてくださった詩人の大島健夫さん スタッフ、及び、一部飛び入り出演もしてくださった詩人の向坂くじらさん 妻の講談師・神田京子と、我が息子 この企画の言い出しっぺの自分に、奇麗事では済まされない大変な力を貸してくださったこと、大袈裟でなく一生忘れません。 ともにステージに立って感じ、傷つき、笑い、力を出し合えたことは、これから自分が生きていく上での大切な財産です。 本気で、最高のメンバーでした。ありがとうございました。 そして、食事や宿を提供してくださり、会場への送迎まで快く引き受けてくださったホストファミリーのKさんご一家 ほんとうにお世話になりました。 震災のこと、詩や芸術のこと、子どものこと、人と人が関わるということ、たくさんのことをお互いが問いかけ合って、答え合って、考え合いました。 そして、それらのことを、日々の暮らしの中で体言されていて、背中で教えていただいた気がします。 いつか恩返しができるように精進していきます。ありがとうございました。 最後に、このブログを読んでくれている”あなた”をはじめ、 今回のツアーを応援してくださったいろんな場所で今を生きている すべての”わたし”に感謝を申し上げます ほんとうにありがとうございました 愛してます また、会いましょう∞