2019年5月31日金曜日

俊憶

先日の俊読の模様が 
朝日新聞デジタルにて 
動画と記事で掲載されましたので 
ご紹介いたします 

心ある取材をしてくださった 
記者のお二人に感謝いたします! 



【その名も「俊読」開催 谷川俊太郎さんの詩、自由に表現】 
https://www.asahi.com/articles/ASM5X7GBLM5XIIPE030.html 

◇YouTube公開版 
https://www.youtube.com/watch?v=4mlMMjr2d5U 



俊読に関しては問い合わせが多く 
最近存在を知ってくれたお客さんからも 
いろんな質問をいただきますので 
過去の記録を下記にまとめてみました 

自分で開催しておいて言うのもなんですが 
あらためて振り返ると 
俊太郎さんは言わずもがな 
常にすごいひとたちに出てもらっている 
ほんとうに奇跡のイベントです∞ 




* 



【これまでの俊読データ】 



①2006年01月14日(土) 東京・クロコダイル 
②2006年10月22日(土) 名古屋・TOKUZO 
③2007年10月05日(金) 京都・モジョウエスト 
④2008年01月11日(日) 東京・クロコダイル 
⑤2009年09年09日(水) 東京・クロコダイル 
⑥2010年01月23日(土) 京都・Club METRO 
⑦2011年01月29日(土) 東京・クロコダイル 
⑧2016年04月03日(日) 東京・クロコダイル 
⑨2017年04月30日(日) 東京・クロコダイル 
⑩2018年04月30日(月) 東京・クロコダイル 
⑪2019年05月26日(日) 札幌・Fiesta 



~歴代出演者~ 
※名前右横数字は登場回 

谷川俊太郎 全 

青木研治 ⑤ 
暁方ミセイ ⑩ 
Anti-Trench
 (向坂くじら 熊谷勇哉)⑩ 
アンドリュー・カンパーナ ⑧ 
飯田華子 ⑦ 
イシダユーリ ④ 
石原ユキオ ⑥⑨ 
上田假奈代 ①⑨ 
うさぎとつくね ⑪ 
大久保鷹 ⑦ 
大島健夫 ⑧⑩⑪ 
音立日子 ⑧ 
加久裕子 ② 
覚和歌子 ⑪ 
葛西佑也 ① 
加藤亜由子 ⑤ 
川尾朋子 ⑥ 
カワグチタケシ ⑨ 
神戸浩 ② 
稀月真皓 ① 
木村功 ⑪ 
久谷雉 ④ 
洪美怜 ② 
河野宏子 ③⑥ 
神門 ③ 
小林大吾 ⑩ 
小室等 ② 
仔羊亭たいよう ⑪ 
佐藤文香 ⑧ 
里宗巧麻 ④ 
しまちち ⑪ 
下総源太朗 ⑦ 
蛇口 ④⑧ 
ジュテーム北村 ①②④⑤⑩ 
ジョーダン・スミス ⑩ 
ジョニー大蔵大臣 ⑦ 
鈴木陽一レモン ①②⑩ 
高瀬”makoring”麻里子 ⑪ 
立本夏山 ⑧ 
谷川賢作 ②③ 
chori feat.谷竜一 ③ 
溺死 ③ 
寺崎正志 ① 
田園調布中央病院尻姉妹 
 (妹:さいとういんこ 姉:川村むつみ) ① 
豊原エス ④⑥ 
永尾蕗子 ⑥ 
西田夏奈子 ⑨ 
ニシムラタツヤ ⑪ 
Nura ⑥ 
猫道(猫道一家) ⑨ 
長谷川雄一 ① 
八男 ⑧ 
ハル ⑪ 
ヒエ ⑦ 
不可思議/wonderboy ⑦ 
文月悠光 ⑨⑪ 
松元夢子 ⑦ 
馬野ミキ ①⑩ 
水尾佳樹 ② 
三角みづ紀 ⑤⑧⑪ 
村田活彦 ④ 
もり ⑨ 
森下くるみ ⑩ 
守山ダダマ ④ 
八木竜平 ④ 
吉田和史 ⑨ 
吉田群青 ④ 
若原光彦 ② 

桑原滝弥  全 




* 



さあて、 


つぎはどんな俊読やろっかな?

2019年5月28日火曜日

もうひとつの俊読へ

日曜日は 
『俊読 2019』へ 
たくさんのご来場をありがとうございました 



祈りにも似た 
詩を聴いているときの 
おひとりおひとりのお客様の 
集中された息遣い 
生命ごと喜んでいるような笑い声 

そして 
エンディング 
いつまでも鳴り止まなくて 
魂そのものだった 
万雷の拍手

いまも
心にひびいています 



そんな最高のこのライヴを 
裏側から支えてくださった 

舞台周り担当の 
石井照久さん 

お客様の呼び込みや 
物販など担当してくれた 
しおんさん 
カナモノユウキさん 
レンコンズのお二人といった 
”紫朗読会”有志のみなさん 

受付担当の 
佐藤由香里さん 
俊カフェの堀美穂さん 

動画撮影をしてくださった 
& BORDERさん 
長濱周作さん 

写真撮影をしてくださった 
大江翔太さん 

本番以外での 
さまざまなサポートをしてくださった 
鍛治裕之さん 
佐賀のり子さん 

会場となったFiestaのみなさん 

そして 
今回の旅のあいだの俊太郎さんの 
あるゆる面でのサポートをしてくださった 
川口恵子さん 

以上のスタッフ・関係者の方々 



今回どうしても出演してほしいという 
主催二人のわがままを快諾していただき 
極上のパフォーマンスを放ってくださった 
三角みづ紀さん 
高瀬"makoring"麻里子さん 
文月悠光さん 

さまざまなスタッフワークを兼務しながら 
友情出演までしてくださった 
大島健夫さん 

俊読オープンマイクから練り上げて 
おもいおもいのベストを尽くして 
ステージに立ってくださった 
木村功さん 
ニシムラタツヤさん 
うさぎとつくねのお二人 
仔羊亭たいようさん 
しまちちさん 
ハルさん 

そして 
俊太郎さんのサポートも兼ねて 
お客様としてご来場される予定だったのに 
急遽出演を決めていただき 
まごうことなき詩の声をひびかせてくださった 
スペシャルサプライズゲストの 
覚和歌子さん 

以上の出演者の方々 



ほかにも 
ここには名前を出せなかったけれど 
いろんな側面から 
このイベントを支えてくださった方々 

俊読と出会ってくれた 
すべての人に
あらためて

自分のすべてから 
感謝を申し上げます 

ほんとうに 
ありがとうございます 



また 
本番中に呼びかけた 
災害被災地へ詩を届ける活動に対して 
俊太郎さん直筆入りの支援金袋に 
たくさんの志を賜ったことも 
重ねて御礼申し上げます 

こちらの活動支援金をしっかりと役立てて 
避難生活を余儀なくされている方々の元へ 
詩のライヴなどを届けてまいります 

開催した暁には 
どんな模様だったか 
現地で暮らされている方々の状況も含めて 
このブログでご報告いたします 



最後に 
やはり 
このお二人にお礼を言わせてください 

一人は 
共同主催の
俊カフェ・古川奈央さん 

この二年間 
妄想と現実を重ね合わせながら 
古川さんといっしょに俊読をつくっていく作業は 

楽しくて 
尊くて 
こわくて 
ほんとうの瞬間の連続でした 

我慢強く 
めちゃくちゃな自分と 
とことん向き合ってくださったこと 
いつも、いまも、これからも、 
感謝しつづけます 

ありがとう 

そして 



谷川俊太郎さん 

今回の俊読も含め 
全11回 
十三年間に及び
オイラの勝手な思いつきに 
付き合いつづけてくださったこと 

それがいったい 
どういうことなのか 
どれほどありがたいことなのかを 
もっと見つめて 

言葉では到底追いつかない 
自分のなかのあなたに対するおもいと 
あなたからもらった大切な何かを持って 

この世界と 
この世界の向こう側へ 
詩をつくり 
捧げてまいります 


しっかり やります 




* 



2010年5月26日(日)札幌fiesta 
『俊読 2019』セットリスト 

☆=谷川俊太郎作品 
★=各出演者オリジナル作品 



ハル 
☆ハヒプペポ 
☆くだもの 
☆かっぱ 
★かっぱワルツ 
☆きょうりゅうずかんをみるひ 
☆ちいさなきょうりゅう 


しまちち 
☆交合 
☆芝生 


仔羊亭たいよう 
☆朝のリレー 
★朝のリレーを題材にした新作噺 


うさぎとつくね 
☆しーん 
☆それから 


ニシムラタツヤ 
☆コカコーラレッスン 


木村功 
☆生きる 


文月悠光 
☆くりかえす 
☆頼み 
☆しじん 
☆失恋とは恋を失うことではない 
★ダンス 


高瀬"makoring"麻里子 
☆うたうだけ 
☆だって 
☆歌に恋して 
☆鉄腕アトム 
☆これがわたしの優しさです 
☆ぽつんぽつん 
☆夏が終わる 
☆いつ立ち去ってもいい場所 


桑原滝弥・大島健夫 
☆わたしがたねをまかなければ 
☆死んだ男の残したものは 
☆二十億光年の孤独 
☆私たちの星 


三角みづ紀 
★ユニバース 
☆朝のリレー 
★とりとめなく庭が 


谷川俊太郎・覚和歌子 
☆駒沢通り Denny's ll 
☆螺旋の眩暈 


谷川俊太郎 
☆自販機 




* 



イベントとしての 
俊読は終わりましたが 
ここからがほんとうの 
俊読のはじまりだと
自分は信じています 

この国の子どもたちは 
この男の詩を読んで 
これからも 


生きていく 

2019年5月24日金曜日

close、そして、、

明日は 
隔月で連載させてもらっている 
「シェルスクリプトマガジン」の発売日です 

今号のテーマは 
”close” 



ちょっと前の日記で 
かつて「close mike」という名の 
イベントを開催したことを書きましたが 
それくらいわりと好きで 
思い入れのある言葉だったりします 

前向きな言葉を安易に使うより 
一見後ろ向きな言葉を見つめ直すことで 
自分はその時々の現状を打ち破ってきました 

closeに向かえば向かうほど 
openになっていく 

とでも申しましょうか 
そんな感覚を今回は詩に落とし込んでみました 
イケヤシロウさんのなれ合わずに 
さりげなく寄り添ってくれているイラストとともに 
ぜひ誌面をご堪能ください~ 




* 



◇2019年5月25日(土)発売 

隔月誌「シェルスクリプトマガジンVol.60 2019 June」 

世界で唯一のシェルスクリプト専門誌! 
詩人・桑原滝弥による 
コンピューター用語、及び、 
関連ワードをタイトルに詩を作るシリーズ掲載 
イラスト・イケヤシロウ 

定価:本体500円+税 
発行:USP研究所 
※全国書店、amazonなどの通販サイトで発売。 
https://www.usp-lab.com/pub.magazine.html 




それでもどこかで 
信じているから 
祈っているから 
愛してさえいるから 
この絶望の果ての煌めきを 

ああ 
もう今日は 
今日だけは 
息を殺して 
わたしを産みたい 


【掲載詩 ~close~ より】 




* 



そして明後日は 
いよいよ、ついに、ほんとうにやります! 
『俊読 2019』 
http://shijinrui.blogspot.com/2019/04/2019.html 

先日の追加席発売も 
わずか15分で完売ということで 
札幌のお客さんの熱気をもうすでに 
ヒリヒリと感じている次第です 



たった一日の 
ほんの数時間の 
出来事ですが 

そこに集った人々の 
肉体や感覚を通して 
そこに集えなかった人々へも 
いつか何かのタイミングで 
届けることができるのが 
詩の力だとオイラは信じています 

当日券の発売はありませんが 
そんなおもいを込めて 
会場となるFiestaのステージに立ちます 



常に最新で最高でありのままの 
谷川俊太郎さんをはじめ 

三角みづ紀さん 
文月悠光さんといった 
いまという時代に 
詩で世界を切り開きつづける詩人たち 

高瀬"makoring"麻里子さんという 
稀代の歌姫 

俊読オープンマイクから 
オイラといろんなやり取りを繰り返して 
これまでにない俊読を創り上げてきてくれた 
木村功さん 
ニシムラタツヤさん 
うさぎとつくねのお二人 
仔羊亭たいようさん 
しまちちさん 
ハルさん 

そして 
共同主催の古川奈央さんと 
スタッフさんの醸し出す俊カフェな空気… 

つまりは本番の瞬間すべて 
その隅々に至るまで 
どうぞお見逃しなく!!! 



さあ、やりましょう 
やろうぜ 
やる 


いざ、俊読

2019年5月20日月曜日

自縛ポエトリー/うい

今夜は 
大久保ひかりのうまで開催された 
詩人の自縛ポエトリー/ういさんの追悼イベント 
「自縛ポエトリー/ういと《安心して愛せる場所を作る》」に 
急遽参加させていただきました 

突然押しかけたのに 
快く受け入れてくださった 
主催のともちゃん9さいさんに感謝いたします 



ういさんのことを 
まだじっくり語れるほど 
心の整理がついていないのですが 

もしよかったら 
彼女の作品にふれてみてください 

詩は生きつづけます 

【自縛ポエトリー/うい 2016.7.17「朗魔2」】 
https://www.youtube.com/watch?v=ZAL45jA8YY4 




自縛ポエトリー/ういさんのご冥福をお祈りします 


またね 

2019年5月18日土曜日

『俊読 2019』追加席発売のお知らせ

先日のブログで予告しておりました 
『俊読 2019』追加席発売の 
お知らせでございます 



5/19(日)11時~ 
俊カフェにて 
電話でのみ受付をいたします 

【俊カフェ】 
TEL 011-211-0204 



キャンセル分も含めまして 
ほんのわずかな席数になるかと思いますが 
ひとりでも多くの方に 
このイベントを体感してほしいという 
本気の願いを込めまして 
発売をさせていただきます 

何卒よろしくお願い申し上げます 



俊読主催 
桑原滝弥(詩人類) 




* 



詩人類 × 俊カフェ presents 
谷川俊太郎トリビュートLIVE 
『俊読 2019』 


2019年5月26日(日) 
開場/16:00 開演/17:00 
(終演/20:00) 


◇出演 
谷川俊太郎 
三角みづ紀 
高瀬”makoring”麻里子 
文月悠光 
木村功 
ニシムラタツヤ 
うさぎとつくね 
仔羊亭たいよう 
しまちち 
ハル 
桑原滝弥 


◇料金 
5000円 
(税込み。飲食代別途) 


◇会場 
札幌・Fiesta 
(北海道札幌市中央区南3条西1丁目3-3 マルビル2F) 
※狸小路1丁目・地下鉄大通駅から徒歩5分・ココカラファイン横マルビル2F 
TEL:011-211-4546 
https://fiesta.owst.jp/ 


◇イベント内容に関するお問い合わせ 
詩人類 
TEL:090-8545-2708 
takiyakuwahara@yahoo.co.jp 
http://shijinrui.blogspot.jp/ 



この国の子どもたちは皆、この男の詩を読んで大きくなった… 

日本でもっとも愛されている詩人”谷川俊太郎”の作品を 
さまざまな詩人/アーティストが独自の解釈と方法に則って 
大胆にも切り込むトリビュートLIVE 

最後には本人も登場! 
東京・名古屋・京都で開催されてきた 
大人気ポエトリーイベント「俊読」が 
ついに札幌で開催です!