skip to main |
skip to sidebar
みなさま、
メリークリス・・・
正伸!アダムス!ドールマン!
というワケで
どう転んでも”マス”にはならない
桑原滝弥でございますっ
気がつけば
今年もあとわずかですね
この一年もオイラの詩にふれてくださって
ありがとうございました
年末年始
そして来年の日常へと
あなたがよい瞬間を積み重ねていけますように
そんな思いもちょっぴり込めつつ
今年最後のお知らせです~
◇12/20(日)発行
ZINE「PAPERDRIVE 第5号」
https://twitter.com/PAPERDRIVEnews?lang=ja
連載自伝的エッセイ”詩人失格”掲載
一年前に河野編集長から
生い立ち的なものを書いてほしいと依頼を受けたときから
必ず書かなくてはならないだろうなと
ある意味覚悟をしていたエピソードを今回取り上げています
不思議とすごくさわやかな気分で書いちゃった
なぜかしら?ぜひ読んでね!
◇12/21(月)公開
動画「ベルリンリン Berlin-ring / 生き際について」
https://youtu.be/3SCjwDhrxjE
今年8月のベルリンでの「多次元フェスティバル」の模様
以前、フェス全体のダイジェスト版が公開されましたが
今回のこの動画はフェス初日の
オイラのソロパートを中心とした抜粋
音楽家・ゆび きたす(現/体現者・音立日子)氏との競演に
画家・伊藤清泉氏、舞踊家・古澤侑峯氏の姿も・・・
あの夏の騒乱と普遍が蘇る!
◇12/25(金)発売
雑誌「シェルスクリプトマガジンVol.33 2016 january」
https://www.usp-lab.com/pub.magazine.html
日本で唯一のシェルスクリプト総合誌への詩連載
今号は"ミラー"というお題で書いています
あと今回は新年号ということで
並み居るステキな執筆者の方々に交じって
新年のごあいさつを少しさせていただいております
イケヤシロウ氏のイラストもお楽しみに☆
全国書店、及び、amazonにて発売中!
本当に今年も
たくさんの人にお世話になりました
一人じゃ何もできないということを
改めて実感させてもらえましたし
だからこそ
よりしっかりと孤独を追究して行かなければと
決意を新たにすることができました
あとイベントなどで
このブログを楽しみにしていると言ってくれる人が結構いて
そのことがナマクラなオイラを
どれだけ突き動かしてくれたことやら
自分はとっても恵まれています
もっとお返しができるように
来るべき年はガンガンニャンニャンいきますぜ!!!
ま、かといって、
更新頻度はあいかわらずポツポツだと思いますが(笑)
そんな勝手なポケットポエットに
これからもどうかお付き合いくださいませ
それでは
奇麗事では済まされない
底光りの愛を込めて・・・
よいお年を∞
イベントなどでよくお客様に
「どうしたら、詩が書けるようになるのですか?」
と質問されることがあります
そのときどきの会話の流れによって
若干言い回しが変わったりはしますが
基本的には以下のようにお答えしています
「ただ、”詩を書く”と覚悟するだけです」
すこし意地悪でしょうか
わかる人にだけわかる答え方なのかも知れません
でも本当にそうなんです
また、こういうふうに聞くと
まるで遺書でも書くように
悲痛な面持ちで暗い人生論をただ行分けで綴っただけ
ということになったりする人がいます
書いている方は陶酔していて気持ちいいのでしょうが
読まされる方はたまったもんじゃありません
では、どう伝えたらよいものか
考えあぐねているときに
そういった詩についての
あれこれを書いてくれとご依頼をいただきました
アペックス産業さんが発行されている
情報誌「APEX CLUB」第40号
http://www.apex-sangyo.jp/22/41/
「私と詩(しとし)」というタイトルでエッセイを書いております
リンク先からも読めるので
書く人も読む人もご参考がてら
よかったらご覧になってください
年の瀬となり
自分のペースが乱れたり
体調を崩す人も多いかと思われます
そういうときにこそ
フっと、詩にふれてみてね∞
ども~
数日前にいわきより帰ってまいりましたっ
今回もとっても濃ゆい楽しい旅となりました☆
お約束通り、ちょいと振り返ってみますと・・・
11/25(水)
20:00~ 「こせき接骨院」
さあ、本日から、一年ぶりの愛するいわきでの5ステージのはじまりはじまり~
しかも半年ぶりとなる講談師・神田京子との夫婦ライヴということで、ちゃんと感覚が戻るのかしら、と若干不安でしたが、それより何より夕方到着すると現地は雨!さ、寒い!
前夜から太平洋側は寒気が入ってきていて、東京でも”寒くなってきたなあ”と感じておりましたが、こちらはさらにワンランク上の冷え込み具合。でも、この寒気が逆に”いわきへようこそ♪”と言ってもらっているようで、なんだかテンションが上がってきました。あいかわらず変態だなオイラ。YES、はじまりはいつも雨・・・(笑)
会場は営業後の接骨院のベッドをすべて取っ払っての即席ステージ。初めての場所でしたが、手作りの雰囲気がいい味出まくりの素敵な空間
結構な本降りの中、満員のお客様が集まってくださって、まずはそれぞれの出し物を、京子、オイラの順でご披露して、いわき在住のフルート奏者・市島徹さんが登場
この市島さん、音の寄り添い方がとてもやさしくて敏感。さすが、いわきで大人気の演奏家だということがよくわかりました
と、ここままではよかったのですが、実は開演30分前に、我々出演者三名に、この日の主催者さんから無茶ぶりリクエストが!
昨年12月、いわき芸術文化交流館アリオスで開催された「神田京子・真打昇進記念公演」で、京子の”講談・カルメン”を観て感銘を受けたという主催者さんが、このネタを三人でコラボレーションしてくれと言うのです。”いやいや、そんなの無理。事前に言ってください”と突っぱねてもよかったのですが、主催者さんのそこはかとない本気度を感じてしまった我々は、即座に”いいっすよ!”と明るく答えてしまったから、さあ大変!流れを速攻で決めてのぶっつけ本番と相成ったのでした~
京子はいつもよりも自由奔放なカルメンで大暴れ、オイラは冷淡なツッコミとどぎつめの詩を挟み込み、市島さんはクラッシック畑の人とは信じられないくらい柔軟で自由な音色を響かせてくれました
結果、この夜だけのドキドキの”いわき版カルメン”が誕生したのでありました☆お客さんも、一緒に作った感が溢れていて、それぞれいい顔。これだから、ライヴはやめられません!!!主催者さま、熱のあるご提案をありがとうございました!
終演後、温泉に連れて行っていただいたのですが、お湯の質もさることながら、喫煙所で居合わせたいわきの奥様たちのパワフルなトークと笑顔に改めて、”ああ、この街に帰ってきたんだな”と、身も心も暖かくなったのでありました
11/26(木)
10:00~ 「ことほぎ庵」
14:00~ 「高原の家かわうち」
今日の二公演は、どちらも東日本大震災が縁で出会い、何度かおじゃましているグループホーム
まず午前中は「ことほぎ庵」。朝は弱いオイラですが、利用者さんやスタッフさんのなつかしい顔を見たら、途端に目が覚めて元気百倍☆
まるで親戚の家にでも遊びに来たかのような居心地のよさの中、京子もオイラもおもいっきり弾けてパフォーマンスをお届けさせていただきました
この「ことほぎ庵」、来年は市内の別の場所にも新施設をオープンされるとのこと。震災があったときの大変さを伺っているので、なんだかとても感慨深いものを感じました。また、そちらにも必ずおじゃまいたします~
ちなみに前日から引き続きこの日も雨。う~む、なかなか冷える。移動中に気温を見たらお昼時なのに6℃。オッケー、ライヴでもっとあったまろう!
そんな訳で、午後からは「高原の家かわうち」。震災、原発事故の影響で、川内村からいわきへと移転されてきた施設。こちらもなつかしい顔がたくさん♪
認知症の利用者さんも結構いらっしゃるので、ここでは特に意味を超えた波動の部分に集中してアクトを展開。いつも以上に、心のもっとも深い所へ届くようにはしゃぎまくりましたっ
あれ?そういえば、いつも笑顔で出迎えてくれていたMさんという女性の利用者さんがいない。もしかしたら、旅立たれたのかな?と施設長さんにお聞きしたら、Mさんは現在認知が進み寝たきりになっているとのこと。終演後、お部屋を訪ねたら、たしかにオイラたちのことは覚えていなくて、ベッドで寝たきりになっていたけど、めちゃくちゃ元気!なんていうか、心がすごく健康なのよ!
それに、小柳ルミ子の「お久しぶりね」を歌い出し、途中から歌詞もメロディも変化してオリジナルソングになっていくのは昔のまま(笑)。京子も交えて三人で歌っているときのグルーブ感は、最初に出会った四年前よりさらにパワーアップしている!いろんなことを人は忘れていくけど、大切なことは歌が覚えているんだな。そして、詩が∞
笑顔で施設をあとにして、表に出たら久々の晴れ間。よし、明日もにゃんばろ~~~
11/27(金)
11:00~ 「風の詩」
いろいろあって~ ぼくは生まれた~
こんな歌い出しの曲を、オイラの登場SEで聴いたことがある人も多いかと思います
そんな訳でこの日は、三年前の”おでかけアリオス”の企画で、谷川賢作さんをはじめ、タイムカプセルズ2012のメンバー&住民の皆さんと「たしかなる風」という合唱曲(オイラ作詞担当)を生み出した街、久之浜のグループホームでのライヴっ
こちらの施設「風の詩」も何度もおじゃましているので、やっぱりほんわか気分でいっぱい。だからこそ、やる側はより見えない緊張度を高めて、それぞれの楽しい瞬間の芯を光らせていかねばならない!
とかいうと、ずいぶんと御大層なことでもやるように聞こえるかも知れませんが、ようは簡単、”命がけであそぶ”っていうことです☆ 結果、スタッフさんも巻き込んでの、ハチャメチャなライヴとなり、一気に駆け抜けた一時間となりました
終演後、「よかったらお昼を食べていってください」とありがたいお誘いを受けたので、ワイワイとランチタイム♪これがまた、すんごい美味しくて、やっぱりみんなで食べるゴハンは最高ですな
お腹も心も満たされて施設を出たあとは、この地域で以前からお世話になっている方々にごあいさつにいってきました。突然の訪問にも関わらず、どなたも喜んでくださって、感激しまくりでした
来年は、この久之浜にも新しい施設が誕生するとのこと。もっと皆さんとハッピーになれるように詩と芸に磨きをかけて、また、そちらへもおじゃまいたしますっ
11/28(土)
13:30~ 「いわき産業創造館ラトブ」
そしてあっという間に、2015年のいわきでのラストライヴとなったこの日
会場は、いわきっ子なら誰でも知っている、いわき駅前の複合ビル「ラトブ」の6Fにある企画展示ホール
200名の事前応募に、当日受付のお客様もいらっしゃったので、大変にぎやかな客席具合。うれしいな♪♪
文化フォーラムということで、いわきの歴史や民族学・伝承に詳しく、いわき明星大学客員教授でラジオ番組のパーソナリティーもされている、夏井芳徳先生がホストとしてご登壇。専門的な部分や、イベント全体の肝をしっかりと支えてくださっていたので、京子とオイラはおもいきり自由にやらせていただきました
夏井先生とは初めてお会いしてから四年近くになるのですが、話が面白くてわかりやすく、聞いているとなんだかワクワクしてくるのです。また独特のゆっくりとしたいわき弁の語り口が、すごく心地いいんだなあ
東京などでも、トークショーなどに度々ご出演されているので、機会があったらぜひ、夏井先生の声にライヴで触れてみてください
オイラは、そんな夏井先生やいわきが縁で生まれた詩をいくつかやりました。お客さんは比較的高めの年齢層の方が多かったと思うのですが、詩を聴いてくださっているときの眼差しが、まるで少年少女のようにキラキラしていて、おもわずこちらがドキリとするほどでした
今回の5ステージすべてに共通して言えることですが、本当にまっすぐに詩を受け止めてくださる人が多くて、その瞳の輝きっぷりに、実はとんでもなく感動しておりました。心より、御礼を申し上げます。ありがとうございました
ここには書けなかった出会いや再会もありました。まだ、まだ、復興には時間がかかる部分もたくさん見受けられましたし、お話も伺いました
来年以降、また、この街でもっといっぱい面白いことと、ひとりびとりと響き合える詩を生み出していく所存です。どうか、これからもよろしくお願いいたします
以上、いわきでの旅日記でした♡
*
あ!最後にノロケですんませんが・・・
今回の旅で大切な何かを掴んだ
ウチの奥様がフライデーナイトに横浜で放ちます
年の瀬に講談・古典芸能から新たな息吹き!!!
ご興味ある方はぜひぜひぜひ~~~
12月4日(金)19時~「新・神田京子独演会」
@横浜にぎわい座芸能ホール
※講談師の独演会としては、初の大ホール進出です!!
http://nigiwaiza.yafjp.org/perform/?p=8600