つーことで
昨年8月以来休止となっておりました
"tamatogi"が帰ってまいります
会場は11月に
谷川俊太郎さんなどをゲストにお招きして
tamatogiスペシャルを開催した
代官山"山羊に、聞く?"です
みんな、あそびに来てね☆
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詩のオープンマイク
「tamatogi」
2015年4月15日(水)
開場/18:30 開演/19:30
◇スペシャルゲスト
神田茜
◇MC
桑原滝弥
イシダユーリ
◎詩のオープンマイク参加者募集!
詩の朗読、及び、詩的パフォーマンスをされる方なら、誰でも参加可能。
制限時間一人(組)5分間。自作他作不問。
音源(CDソフト対応、USBは再生機器持参の事)使用可。
楽器(セッティングに長時間掛からないもの)使用可。
当日開場時18:30~エントリー受付。
制限人数(組)20名様。エントリー希望者が制限人数(組)を超えた場合は、抽選となりますのでご了承ください。
※もちろん観覧のみのお客様も大歓迎です。
◇料金
1500円
(飲食代別途必要)
◇会場/お問い合わせ
代官山「山羊に、聞く?」
http://
東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B1F
(代官山駅正面口。右斜め前に直進。右側2軒目のビル地下1階。徒歩一分)
TEL:03-6809-0584 (14:00~23:00)
MAIL:info@yagiii.com
☆詩のオープンマイク「tamatogi」とは…
桑原滝弥とイシダユーリの二人の詩人主宰による、参加者が詩だと感じる表現なら形式は問わない自由度の高いオープンマイク。
主宰二人が醸し出すイベントの雰囲気が評判を呼び、これまでに有名無名を問わず、さまざまなジャンルや地域や意識を持つ人々がエントリーして、たくさんの交流が生まれている。また、観覧のみを楽しむ観客が多いイベントであることでも知られている。
三ヶ月に一度、1、4、7、10月の第三水曜日夜に開催。毎回各界で活躍中のスペシャルゲストが登場する。
【スペシャルゲスト・プロフィール】
神田 茜(かんだ・あかね)
北海道帯広市生まれ。1985年、講談師の二代目神田山陽門下に入門。
1995年、真打に昇進。女性の心情を面白く切なく語る、独自の新作講談で人気を得る。
2010年、小説「女子芸人」で第6回新潮エンターテインメント大賞を受賞(選考委員は三浦しをん氏)。
その他の著作に「好きなひと」「ふたり」「ぼくの守る星」「しょっぱい夕陽」など。
http://
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今回から三ヶ月に一度の開催で
毎回ステキで無敵で詩的な
スペシャルゲストをお招きいたします♪
記念すべき復活第一弾にご登場いただくのは
講談師であり、小説家としてもご活躍の
神田茜先生でございます!!!
(真打のことを、落語では師匠、講談では先生とお呼びします)
方々で大人気の茜先生ですので
もうすでにファンの人も多いかと思われますが
とにかく独特の間合いから繰り出される
その世界観は一度ハマると病み付きになること受け合いっ
カラフルだったり、地味だったり、
純粋だったり、複雑だったり、
荒唐無稽だったり、やけにリアルだったり、
作品によりさまざまな要素が折り重なるのですが
「ああ、こんな所から心というものは起動するのか」
と、気が付けばいつも爽快な衝撃で貫いてくれるのです
ちょっと他にない表現と存在力をお持ちの方でして
講談師と小説家の狭間のような部分に
自分が異様に詩を感じてしまいまして
今回ご出演をお願いしました
どうぞこの貴重な機会をお見逃しなく~
もちろんtamatogiは
これまでと変わらず
朗読であれ、観覧であれ、
参加してくれる一人一人が
主役のイベントです
あなたが詩だと信じるものを
四次元ポッケかなんかにでも入れて
気軽に本気でお集りください
んじゃ、また、
はじめましょっ∞
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・・・これは一体何なのだろうかと興味が湧き、ステージに立つようになりました。同時に世界各国のポエトリー・リーディング(詩の朗読)の音源を聴くようになり、こんなにも世界中に詩を声に出す文化があったのかと驚きました。
そんなことを繰り返している内に、作者自らが行う朗読には、ある特定のメソッドというものは存在せず、各々の肉体・意識に宿された業を掘り下げていくしか術のないことに気が付きました。
自分の場合は、小柄な体格に生まれたことや、複雑だった幼少期の家庭環境、少年時代の喧嘩や恋愛の感覚を元に、その後に経験していたバンドや演劇や古武道から培った身体性を交ぜ合わせ、より深い意識下に眠る”詩の声”を探っていきました。
つまり、私の中の醜さや滑稽さや、吐き気がして死にたくなるほどの悪性を愛でるということです。
そこから日常の中で他者(あらゆる生命)と、どれだけ本気で、かつ自由に、言葉と声、息と波動を響かせ合えるのかを追求しています。
かつて文字は、神への唯一の通信手段だったそうです。ならば朗読は、己の存在そのものを文字化する作業なのかも知れません。
さあ、あなたの魂を聴かせてください。
【短歌誌「日月」2015年1月号・寄稿エッセイ"朗読のすすめ"より抜粋】