心配かけてしまうかも知れないけど
こういうことをいま書けているということは
大丈夫だったってことだから
どうか安心して読んでほしいことを
書きます
先月から今月にかけて
すごくしんどかったです
誕生日を迎えたあたりからかな
インタビューなどでよく話した
6,7年前の闇よりもきつかったかも
あ、ノイローゼとか薬物依存とか
そういうんじゃないですよ
対人トラブルとかでもないし
誰のことも恨んでいません
誰も悪くない
ただ
自分自身と
これまでとはちがうやり方で
向き合わなくちゃ
どうしてもいけなかっただけ
いろんな内的だったり外的だったりの
要因があるんですが
ひとつはある作品を書くためでした
この詩を書くことで死にかけて
この詩を書きつづけることで生きられて
しかもその詩を
お客さんの前で表現するのは自分ではなく
他のだれか
最近託すといこうことを
真剣に考えていて
あらゆる場面で悪戦苦闘しているのですが
そういう意味でも
こんな運命的な機会をあたえてくれた
立本夏山くんに感謝します
よかったら
もらってやってください
そんなこの夏に
生まれた
詩を
*
立本夏山ひとり芝居
12ヶ月連続公演 「Twelve」
~九月上演作品~
長編詩『ピキピキ夏山のドンバラ大放送♡』
桑原滝弥・作
2019年9月14日(土)
各回 15:00start / 19:30start
(開場は開演の20分前)
人間とは
ひとり芝居とは
生きることは困難だ。人間として生きることは。
かつて、われわれは、文学を通して、人間になろうとしてきた。
ひとり芝居とは、人間が人間を取り戻すためのライフワークだ。
12ヶ月の、文学が、詩が、魂が、立本夏山と暮らしていく。
◇会場:藝術喫茶茶会記
〒160-0015 新宿区大京町2-4 1F
http://
【チケット料金】(1drink付き)
前売り:一般:3,000円 / 当日:3,500円
学生:2,000円 / 当日:2,500円
【チケットお申込み】
mail@kazan-office.com まで希望日時・人数・お名前・ご連絡先をご明記の上、メールをお送り下さい。
【お問い合わせ】
mail@kazan-office.com
TEL: 080-4164-4150 (市川)
【スタッフ】
出演 : 立本 夏山
演出:上田 晃之
宣伝写真 : 小杉 朋子
題字 : 田口 博子
イラスト:Natsumi Yamase
衣裳協力:重力/Note 鹿島 将介
衣裳 : 富永 美夏
宣伝美術 : 中島 美佳
Stage Editor: 伊原 雨草
協力:藝術喫茶茶会記
協賛:株式会社ハテナバコ・一般社団法人日本ダンスサイエンスアカデミー・忠應通商・株式会社アミーゴ
制作:市川 喜愛瑠
主催:Kazan office.
立本 夏山
1982年6月7日 静岡県清水市出身。18歳にて文学座演劇研究所に入所。その後、劇団四季研究生、流山児☆事務所、俳優座演劇研究所を経て重力/Note、新宿梁山泊、燐光群、小池博史の作品などに出演。2011年よりひとり芝居を始め、F・ペソア、A・アルトー、ニジンスキー、太宰治などの作品を舞台化している。2014年Arts Chiyoda 3331 千代田芸術祭にて伊藤千枝賞受賞。2016年7月フランス、アヴィニヨン演劇祭にてアンジェリカ・リデル演出作品「¿QUÉ HARÉ YO CON ESTA ESPADA?」に出演。その後、スペイン、ドイツ、ブラジル、イスラエルなど世界各国を巡演。2018年には高村光太郎作「智恵子抄」のひとり芝居で東京、兵庫、松山、高知と国内ツアーて好評を実施。言葉だけに留まらずダンス的な表現にも積極的に取り組み、常に新鮮なものを追求し続けている。
上田 晃之
1980年生まれ。劇作家、演出家、役者。大学にて日本文学 を学び映画研究会に所属する。卒業後、詩歌の出版社にて 編集者、教材制作会社勤務等を経て 2012 年より戯曲執筆を 開始。以後、四谷三丁目の文化サロン喫茶茶会記を拠点に、 自身が作演出した舞台作品を次々と発表。また、演劇・パ フォーミングアーツ等への出演多数。2015年よりロラン・ バルト著「恋愛のディスクール・断章」を上演するワーク ショップを開催。2017 年、坂口安吾原作「戦争と一人の女」 の構成・演出をして3都市で主催公演。近年、立本夏山とは ジャン=ジャック・ルソー「孤独な散歩者の夢想」、ゲオルク・ トラークル「夢と錯乱」を舞台化している。脱構築的、映 像的な演出に特徴がある。
『ピキピキ夏山のドンバラ大放送♡』桑原滝弥
《あらゆる時空を" 詩 "つづける》をモットーに、紙誌、舞台、映像等、様々な媒体で作品を発表する現代の詩人桑原滝弥(1971-)。呪いのような、祈りのような、聴く者のいのちに問答無用でぶつかってくる、たましいむき出しの“詩”。その独自の作風、パフォーマンスから、しばしば孤高の詩人と称されている。今回の詩は夏山ひとり芝居への書き下ろしである。
◇本企画全体を紹介した桑原滝弥ブログ
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◇立本夏山・夏山オフィスHP
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