2013年12月9日月曜日

冬を光らせて

最近ライヴが続いたのですが 
"さみしがり屋宇宙チョンピョン"としましては 
たくさんの人にお会いできて非常に幸せでした 

そこで今日は 
"独り好き宇宙外名人"として 
チラリと振り返ってみたいとおもいます~ 




11/29(金) 
〈18:30~ 「日本モンゴル音楽祭」 東京・両国 江戸東京博物館ホール 〉 
数年前に山手線車内で外国人男性に道を尋ねられ、そのまま雑談に発展していき、15分程盛り上がったことがある 
そのときに彼は、モンゴル人で大阪在住でホーミーをするミュージシャンだと話してくれたので、自分は詩人でステージに立つこともあるから、いつかイベントなどで共演できたらいいね、なんて言いながら笑顔で別れた 
時は流れて「日本・モンゴル音楽祭」当日~ 
楽屋にいたのは、あの数年前の山手線の彼、笛、ホーミーの演奏家・サウガゲレルさんだったから、びっくり!!! 
"こんなことってあるんだね"とお互いに運命的な再会を喜んだ 
生きているとこういう素敵なことがあるから、まだまだニンゲンやめられません♪ 
そんな奇跡体験の中迎えた本番は、7月のモンゴル公演につづき熱い拍手をいただき、各々が最高のパフォーマンスを大放出 
それにしても、今回共演したモンゴル人アーティストは、日本滞在が長い方々だったため、舞台での在り方がモンゴルで出会ったアーティストと異なっていたのが興味深かったっス 
モンゴル的な豪快な愛嬌と、日本的な繊細な狂気が混在しているような、なんというか自己内文化交流が進んでいる状態といいましょうか。とにかく素晴らしかったですし、大袈裟に言えば、地球の明日を感じさせてもらえたのでした 
自分はというと、モンゴル語の方も多少は上達したようで、モンゴルの方々からもお褒めの言葉をいただき、ほっと一安心。今回発表した作品や、モンゴル語のパフォーマンスなどは、また機会があれば、どこかでやってみたいとおもっておりますので、私の気まぐれにご期待ください(笑) 
最後に、お客様をはじめ、今回の祭に関わってくだすったすべての命に感謝いたします。またお会いしましょうね! 
バイルラー☆ 


12/2(月) 
〈11:00~「愛以上の讃歌」 福島・いわき 風の詩 〉 
〈14:00~「愛以上の讃歌」 福島・いわき 翠祥園 〉 
今日からライヴ七連戦(計10ステージ)のはじまりはじまり~ 
「夫婦ライヴ2013 in ふくしま"愛以上の讃歌"」初日でもあります!にゃんばるぞ、おらげ! 
この日は、「たしかなる風~ふるさと久之浜~」を作詞させていただいた(作曲・谷川賢作さん)いわき・久之浜の、グループホームにて2ステージ 
午前中の"風の詩"は、昨年一人でパフォーマンスをした思い出深い場所。今回は夫婦ライヴということもあってか、前回以上に和気あいあいとした楽しいステージとなりました 
最後に皆さんで童謡「ふるさと」を歌ってくれて、ものすごく美しくて泣きそうになりました。本当にありがとうございました 
午後は、はじめましての"翠祥園" 
今回のツアーでは、共演の講談師・神田京子は、自分も大尊敬する舞踊家・若柳禄寿先生の振り付けによる寄席踊り「奴さん」を披露させていただいているのだが、最前列のおばあちゃんが突如飛び入り参加!そのあとオイラにキスまでしてくれて(笑)、ラヴラヴで最高の盛り上がりとなりました 
ライヴ以外でも、たくさんのなつかしい方々との再会もあって、感激しきりの幕開けとなりました 


12/3(火) 
〈10:30~ 「愛以上の讃歌」 福島・いわき 南台双葉町応急仮設住宅 〉 
〈14:00~ 「愛以上の讃歌」 福島・いわき 小名浜地区交流サロン 〉 
夫婦ライヴ二日目~ 
いわき芸術文化交流館・アリオスの企画"おでかけアリオス"で何度もおじゃまさせていただいた南台双葉町応急仮設住宅"ひだまり" 
会場に着くや、もうすでにたくさんのなつかしい人たちが待っていてくれて、まるで親戚のお家にでもあそびに来たみたいなあったかさ&にぎやかさ 
はじめてお会いする方も結構来てくださっていて、午前中とはおもえないハイテンションでみんなと駆け抜けたライヴとなりました。楽しかったべ 
午後は、二年前の施設オープン時以来の"小名浜地区交流サロン" 
今回のツアー唯一の神田京子わくわく講談塾も開催されて、皆さんちょっぴり緊張しながらも、ノリノリで参加してくれました 
ショッピングモールの中の施設という独特の空気感の中、この場でしか味わえない楽しみ方をみんなで発見できたライヴとなりました 
二年前にも来てくださったお客様もいらして、この日もやっぱり感激いっぱいの一日となりました 


12/4(水) 
〈11:00~ 「愛以上の讃歌」 福島・いわき ことほぎ庵 〉 
〈14:00~ 「愛以上の讃歌」 福島・いわき 高原の家かわうち 〉 
夫婦ライヴ三日目~ 
本日は二年ぶりの再会のグループホームへの2ステージ 
午前中は"ことほぎ庵"。入所者の皆さんのご家族もたくさん集まってくれて、前回よりも幅広い年齢層の方々の前で、元気いっぱいのステージを繰り広げることができました 
最後に花束をいただいたのですが、庵の代表として贈呈してくれたおばあちゃんが涙ぐんでしまい、こちらもおもわずウルッときちゃいました! 
午後は、川内村から施設ごといわき市に移動して暮らされている"高原の家かわうち" 
ご高齢のお客様というのは、とてつもなく感覚の鋭い所があって、それは現在の社会通念の中の意味のやり取りを超えた、魂の息遣いに関する部分なので、表現を提供するこちら側はものすごく研ぎ澄まされていきます 
子供のお客様にも共通することなのですが、うわっつらの表現はすべて見抜かれます 
ギリギリの中でちょっぴりだけでも一人一人と光りを照らし合えた、そんなライヴでした 


12/5(木) 
〈13:30~ 「愛以上の讃歌」 福島・白河 郭内第二応急仮設住宅 〉 
夫婦ライヴ四日目~ 
今日は白河市にある双葉町の方たちが暮らされてれている応急仮設住宅でのライヴ 
その土地にまつわる民話や伝説を、講談と詩にする我ら夫婦のプロジェクト"講談ポエトリー"でご協力をいただいた、双葉町史を編纂された松木清秀さんも見守ってくださる中、"渋川の石仏"、"中田川の河童伝説"をちょっぴり緊張しながら披露っ 
とにかく熱い拍手をいただきっぱなしの会場で、こちらも熱いアクトでお返ししようとし、結果とてもピカピカのひとときとなりました。礼☆ 


12/6(金) 
〈13:00~ 「愛以上の讃歌」 福島・本宮石神第二応急仮設住宅 〉 
いよいよ「夫婦ライヴ2013 in ふくしま"愛以上の讃歌"」ツアー最終日 
ファイナルにおじゃましたのは、本宮市にある浪江町の皆さんが暮らされている応急仮設住宅 
今年二月に埼玉・飯能で行われた夫婦ライヴで、たまたま出会ったこちらの自治会長さんと仲良くなり実現したこの日のライヴ 
本ツアー中どこの会場でもそうだったように、この日のお客様も、自分ら夫婦のパフォーマンスの一瞬々々を丁寧に腹の底から味わってくださり、結果自然体のはっきりとした風を吹かすことができました 
各会場でオイラの書いた男女掛け合いの詩「夫婦PANDORA」を一緒に朗読してくれた美人なお客様、ひろえさん、ひとみさん、えっちゃん、みきこさん、みつこさん、ともこさん、ゆきえさん、ようこさんに格別の投げキッスを捧げます♡ 
また、スタッフとして、会場設営、車輌運転、宿提供、その他雑務全般を担ってくださった、いわきアリオスの前田優子さん、飯田能理子さん、カメラマンの鈴木穣蔵くんに全身全霊で感謝☆ 
その他、たくさんの方々との再会、旧交を暖める機会に恵まれたことにも万歳〜(泣笑) 
そして、今回のツアーを開催するにあたり、平素からライヴや様々な媒体にて応援をいただき、支えてくださっているすべてのお客様、あなた様、本当にありがとうございます 
先日、東日本大震災発生から千日が経ったとのことですが、そこに暮らす方々の多くはまだ感慨にふける余裕などなく、ひたすら"いまを生きていく"ことに必死に取り組んでおられ、心身共に疲れが溜まり、気持ちも暗くなったり、複雑な不安を抱えていらっしゃるのが現状です 
だから、もっともっと命が踊る馬鹿騒ぎの幸福ライヴをお届けしていきたいです 
来年二月、「夫婦ライヴ2014 in とうほく」を開催いたします。またご報告をいたしますので待っていてください 


12/7(土) 
〈20:30~ 「tamatogi」 東京・渋谷 space turbo 〉 
江戸に戻って、今年最後の主催オープンマイク「tamatogi」へ 
エントリー希望者が定員15名を越し(できなかった人、ゴメンナサイ)、観覧のお客様も多数詰めかける大盛況っぷり! 
はじめての人、毎度の人、ひさしぶりの人、遠方の人、ブラリ気分の人、気合い満々の人、ドキドキの人、まったりの人、異国の人、異常の人、正直の人、焦燥の人、臆病の人、勇気の人、かなしみの人、いかりの人、よろこびの人、さまよいの人、暗闇の人、愛の人、人、人、人・・・
そんな要素を一人々々が各自の生命の中に内包し、空間に解き放ち、出会った、刹那の普遍 
個人的には、これから先に己が身を置く世界に何が起ころうとも、たとえば詩を生み出すことが犯罪になったとしても、より一層自由に爆発してやろうと改めて誓った、そんな夜でした 
次回「tamatogi」は来年2/1(土)開催 
気が向いたら探しにきてね。永遠を


12/8(日) 
〈15:00~ 「Faces @ a crossroads vol.11」 東京・神保町 視聴室 〉 
「悪餓鬼が、よけいなモノが削られるうちに言葉と命運を共にしてしまっている。彼と久しぶりに話して思った。何かを期待してこの日の彼を見て見たいのです」(Simo-yang談) 
7連チャンライヴの本日ラスト 
開催前の告知文には、主催者から上記の言葉がありました 
それを受けて、 
"よし!期待して見てな。言葉なんか信じていないことを、命を燃やして証明してやるから。言葉を使って" 
と、結果気合いを入れて臨めたのでした 
イベントには、その主催者の人柄が出ます 
そういう点で、この日の空間は、一見クールそうであって、実は開かれた、とても人間くさい宴でした 
よきイベントに出演すると、自分の主催企画についてあれこれ反省をするものですが、同時に自分のやり方のよい点にも気づけたりもするので刺激になります 
共演者をはじめ、たくさんの新たな出会いがあったこともうれしかったし、黄金町につづいて、神保町の"視聴室"に登場できたのも密かなよろこびでした♪ 
そして何よりも、この日を含めた数日間の11ステージで、たくさんの魂と意識の彼方で交われたこと 
今後の"わたし"の大切な糧となったし、忘れることができません 
だから、そのことを、明日に向かって放り投げていきます 
これからも、どうかよろしくお願いいたします 




以上、"あなたの心のポケットポエット"からの 
ご報告日記でしたっ 

ちょっぴり振り返らせていただきましたが 
なんといってもこれからが冬本番! 
皆様くれぐれもご自愛をして 
そこから光り輝いて他と繋がっていきましょ~~~ 


この後も、死んでも生きたい素敵な企てが盛りだくさん!!! 
次回以降の日記でお伝えしますので、お楽しみに∞