2019年3月4日月曜日

東京荒野第16号

昨日は 
4272 presents 
「SDGs × ポエトリー」へ 
たくさんのご来場をほんとうにありがとうございました! 



最近何かと話題に上っている 
国連で採択された 
持続可能な開発目標”SDGs” 

今後日本での暮らしにも 
何かしらの影響があると思われる 
社会課題解決のためのこの方策を 
シュミレーションするカードゲームを体験 

そこで感じたことを 
オープンマイク形式で 
それぞれが自由に表現するという試みだったのですが 
とても豊かな会となりました 



具体的な17の目標と 
169のターゲットからなるSDGsですが 
アートの果たす役割は特に明記されていなくて 
そこに疑問を抱いてスタートした今回の企画 

こちらの呼び掛けに 
詩、絵画、音楽、演劇、編集、広告、ネイチャー、IT、経済… 
さまざまな分野の 
いまを生きる生活者のみなさんに参加していただきました 
一説にはカードゲーム体験会としては 
世界初の試みだったようです 



自分の主観になってしまいますが 
結果的なことをお伝えしますと 
詩やアートといったものの可能性を 
あらためて実感する瞬間の連続となりました 

SDGsに対する 
肯定的な意見も 
否定的な意見も 
なぜかライヴという時空では共存していて 
他者(人間以外の生物も含む)に対する 
気遣いではなく 
自然発生的なおもいやりと 
鋭い思慮に満ちていました 



答えが出た瞬間に 
また別の問い掛けが生まれ 
そこに気が付かないと 
気が付きつづけないと 
人間の営みは腐敗していくということ 
つまりは生きるということの本質からはなれてしまう 

そのために 
宗教であれ 科学であれ 
教育であれ 政治であれ 
そして芸術であれ 
存在するということ 

人間が持っている 
心、意識、魂というよくわからない概念やエネルギーを 
おたがいが受けとめ放っていくために 
さらによくわからない"愛"というものがあるということ 

そんなことを感じました 
感じさせてもらいました 
変な言い方になりますが 
参加してくれたお一人お一人から 
殴ってもらったような気分です 
ありがとう 



とにかく 
SDGsも 
ア-トも 
いまを生きる 
"わたし"と"わたし"が 
必要ならば大いに 
利用・活用していけばよいものです 

けっしてSDGsでもアートでも 
その他の何かでもそうですが 
概念やシステムに 
振り回されて利用されないように 
気を付けていきましょう 

そのためにも 
個人的に詩をうたっていきますし 

今回立ち上げた 
詩・アートと社会を考えるプロジェクト 
「4272(しになに)」でも 
何かをやっていきたいとおもっています 



4272としての次回企画は 
夏頃を予定しております 
どうか楽しみに発表を待っていてくださいね 

これからも 
何卒よろしくお願いいたします∞ 




* 



さてさて 
なかなかライヴで会えないあなたとは 
誌面でお会いできましたら幸いです 

この冬 
たくさんのステージでパフォーマンスした 
詩"そして祭が生まれる"収録の 
雑誌「東京荒野」が発売になりました☆ 




季刊誌『東京荒野第16号』 
https://www.tokyokouya.com/ 
定価:1000円+税 
ISBN 978-4-909798-02-2 


(掲載者) 

五十嵐五十音 
かほり 
kiu Miyazaki 
究極Q太郎 
黒田玲兎 
桑原滝弥 
小西六 
平居謙 
馬野ミキ 
三丈晶生 
黙受 

無善菩薩 
三上寛 

~第16号応募作品~ 
高木弥生 
松永明金 
みどりのおばけ 

~三上寛詩学校作品群~ 
石倉昇太郎 
大塚由美子 
小川朝子 
花田聖子 
古屋穰 

~写真~ 
市田響 
湯原昌泰 

~カバーイラスト~ 
Shu 


東京荒野取り扱い店 
古書現世(高田馬場)  模索舎(新宿) 
タコシェ(中野)  円盤(高円寺) 
コンコ堂(阿佐ヶ谷)  よるのひるね(阿佐ヶ谷) 
Title(荻窪) ニヒル牛(西荻窪) 
ビビビ(下北沢)  往来座(池袋) 
ポポタム(目白)  喫茶アオツキ(大阪) 
蟲文庫(岡山) 
スナック雨(渋谷コジンシュギ) 
無力無善寺(高円寺) 
※amazonでも発売中。 




* 



そして明後日(3/6)からはいよいよ 
仙台・花座で 
夫婦ライヴ4ステージ!!!! 
http://shijinrui.blogspot.com/2019/02/in.html 

かなうなら 
やっぱりライヴで会いたいので 
みちのくっ子はもとより 
会えるひとはみんな 
来てね~~~