桑原滝弥からはじまった」
非常に光栄なことに
そうおっしゃってくださるひとが
たまにいます
もちろんそんな訳はなくて
オイラが名古屋でポエトリーの企画を始める前から
詩の朗読会(ポエトリーリーディング)は
各所で行われていたと思います
ただ、ある種のまとまった形のムーブメントとして
イベントを継続的に開催したのは
もしかしたら自分が最初だったのかも知れません
1998年にインドではじめてポエトリーリーディングを体験して
2000年には日本でもやり出して
「これはおもしろい!」と直感して
当時暮らしていた名古屋で
2001年の4月に最初の企画を開始しました
当時ちょっとしたブームだった
ポエトリーリーディングのシーンで
活躍していたひとを中心に
詩を感じさせてくれる
たくさんの表現者に
名古屋に来てもらいました
ジュテーム北村
稀月真皓
青木研治
御徒町凧
さいとういんこ
川村むつみ
a-Qui?
上田假奈代
新納新之助
ハギー・イルファーン
RADIO DAYS
石渡紀美
松岡宮
ちひろ
高橋よしあき
蛇口
2004年の2月に東京に居を移してからも
年に1~2回のペースで
名古屋のステージに立ち
そのときにも
東海地方以外に在住の
詩と縁のあるさまざまな表現者を
この街に紹介させてもらってきました
谷川俊太郎
谷川賢作
小室等
馬野ミキ
荒木巴
チェン・スウリー
島田篤
イシダユーリ
三角みづ紀
そしてこの18年間の歳月のなかで
実に多くの
名古屋、及び、その周辺で暮らしている
たくさんの詩を愛する表現者と
出会いました
姫ひょっとこ
若林真理子
松本きりり
重盛ペンギン
マサキ
葉月之寛
林本ひろみ
ISAMU
北山美那子
川村透
楠木菊花
はゆ
村田仁
寺尾晴美
リア・アン・サリバン
多田ヒロミ
中川タカコ
三橋雅典
鈴木陽一レモン
若原光彦
加久裕子
亞素麻
江藤莅夏
水尾佳樹
はらだよしひろ
神戸浩
洪美怜
野口あや子
長谷川雄一
中川寛
幻燈ダンスholon
三原千尋
チャーリー・ホッパー
まだまだまだ…
たくさんのひとの顔が浮かびますが
全員の名前を挙げたらすごい数になるので
この辺りで
とにかく名古屋ってところは
とても思い入れのある
自分を育ててくれた
大切な街なんです
昨年6月に惜しまれながら閉店した
名古屋の詩のオープンマイク発祥の地と呼ばれ
ほんとうの意味での開かれた形で
ポエトリーのイベントを定期開催した
「空色曲玉」
そのさよなら企画に
ゲスト出演してくれたジュテーム北村兄貴と
年末に電話で話していて
「それにしても名古屋のオープンマイクはすごかったな!」
と言ってくれた言葉が
やけに心にひびきました
また日本全国
いろいろなところで
最近ポエトリーリーディングに興味を持ったひとから
「当時の状況はどんなカンジだったんですか?」
と質問されることが非常に多くなってきていて
名古屋のこともたくさん聴いてくれたりします
東京では
大島健夫さん
URAOCBさん
のお二人が中心になって
「日本スポークンワーズ協会」を
数年前に立ち上げられ
「スポークンワーズマガジン どんと、こい!」や
「いま、詩を生きる」といった詩人のインタビュー集を出版し
記憶を記録に残す作業をされていて
オイラもインタビューを受けて
いろいろと話させてもらいました
読んでもらえばわかりますが
そこでも名古屋での話をたくさんしています
そんないくつかの感覚や事柄が重なって
ならば名古屋でのポエトリーリーディング
詩の声の歴史を
忘れぬうちに探ってみる
そんな企画をやってみようと
思い立ちました
探っていくうちに
新たな発見や
気づきがあるかも知れない…
ということで
オイラが東京に引っ越してから今日まで
だれよりも名古屋のポエトリーシーンを引っ張ってきた
鈴木陽一レモンを相方に
下記のようなイベントを開催いたします
ゲストには
映像作家で
ちくさ正文館名物書店員の
50年近くに渡って名古屋周辺の
さまざまなアートーシーンと関わり
また、創って来られた
古田一晴さん
ここ10年
独自の朗読活動で
これまでの名古屋にない
新鮮な詩の声の波を起こされている
ニシムラタツヤさん
そして
現役高校生で
最近ポエトリーリーディングに
のめり込みだしたという
行方不レ知さん
三人のゲストとのトークセッションのあとには
”ポエトリーリーディング”をテーマにした
オープンマイクもやりますよ
貴重な資料も
各々が持ち寄りますので
エピソードだけではなく
当時の雰囲気・匂いが
より立体的に味わえるかとおもいます
さあ、果たしてどんな話が飛び出すのか?
そして、どんな明日が見えるのか?
名古屋で
最新の歴史を
刻みましょっ☆
*
『名古屋ポエトリーリーディング大百科』
これを見れば
名古屋のポエトリーリーディング(詩の朗読)の歴史が
すべてわかる!?
いかにして詩は声を持ったのか…
各時代の当事者・目撃者たちが
その瞬間をライヴで語るトークセッション
ポエトリーリーディングをテーマにした
誰でも参加できるオープンマイクも同時開催☆
2019年2月24日(日)
開場12:00 開演13:00
◇MC
桑原滝弥
鈴木陽一レモン
◇ゲスト
古田一晴
ニシムラタツヤ
行方不レ知
◇記録
江藤莅夏
~内容~
13:00 (第一部)20世紀後半、詩の声はどう響いていたのか(トークセッション)
14:00 (第二部)21世紀初頭、詩の声はどう広がっていったのか(トークセッション)
15:00 (第三部) そして現在、詩の声はどこへ向かうのか(トークセッション)
16:00 (第四部)”ポエトリーリーディング”をテーマにパフォーマンス(オープンマイク)
※各部の合間に休憩が入ります。
◎オープンマイク参加者募集!
ポエトリーリーディング(詩の朗読)をテーマにした作品を
朗読、及び、パフォーマンスをされる方なら、誰でも参加可能。
制限時間一人(組)4分間。自作他作不問。
音源(CDソフト対応、USBは再生機器持参の事)使用可。
楽器(セッティングに長時間掛からないもの)使用化。
当日開場時12:00~エントリー受付。
※もちろん観覧のみのお客様も大歓迎です。
◇料金
予約2000円 当日2500円
(+1drink500円オーダー~)
◇お問い合わせ
詩人類 (桑原)
TEL:090-8545-2708
takiyakuwahara@yahoo.co.jp
http://
※ご予約希望の方は…
○氏名(フリガナ付き)
○観覧人数
…を添えて上記問い合わせ先へお申し込みください。
…お電話でももちろん受け付けております。
◇会場
「喫茶モノコト -空き地-」
TEL:070-6411-7531
(名古屋市千種区内山3-28-1
ちくさ正文館2F)
…名古屋市営地下鉄「千種駅」4番出口より東へ徒歩2分。
…名古屋市営地下鉄「今池駅」12番出口より西へ徒歩4分。
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