2018年11月26日月曜日

『俊読 2019』出演者発表第二弾!!

先日 
ハルさん、しまちちさんの出演を発表しました 
来年5/26(日)札幌Fiestaで開催の 
 「俊読 2019」 

日本でもっとも愛されている詩人・谷川俊太郎さんの作品を 
さまざま表現者が独自の解釈/方法でパフォーマンスする 
こちらのイベント

今日は新たな出演者を発表させていただきます 
その方とはなんと… 




”文月悠光(ふづき・ゆみ)” 

詩人。1991年生まれ。札幌出身、東京在住。2008年、16歳で現代詩手帖賞を受賞。高校3年時に発表した第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』(思潮社)で、中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少18歳で受賞。近年は、エッセイ集『洗礼ダイアリー』(ポプラ社)、『臆病な詩人、街へ出る。』(立東舎)が若い世代を中心に話題に。 
http://fuzukiyumi.com/ 




そうです 
詩が好きな人ならごよく存知の 
あの文月さんです!!! 

オイラなんかが講釈を垂れるのもなんですが 
あえて一言お伝えさせていただくと 
オイラがおもうこの人のすごいところは 
自分という存在を無防備なまでにさらして 
そこからこの世界で 
多くのひとが知覚しているのに見過ごしがちな 
詩のエッセンスを抽出して 
己の内なる自然と調和させ 
それぞれの身になじむようなひびきを 
うたってくれるところです 

またパフォーマンスも常に変化しつづけていて 
自然との対話である詩を 
ある種もっとも体言している詩人だとおもいます 

俊読への出演は 
2017年以来二度目の登場となりますが 
前回もそうだったように 
今回もオファーを受けていただいてからのこの半年間で 
文月さんがどんな詩を身にまとって 
当日のステージに立つのか 
まったくもって予測不能 

しかも今回は彼女の生まれ故郷である 
札幌での開催ですから 
その点もどのように影響するのか 
ワクワクして興味がつきません 

みなさんも 
どうかお楽しみに&お見逃しなく☆ 



そのほか 
「俊読 2019」のこれからの情報や 
これまでの流れは 
下記のFacebook専用ページでも 
関連写真や動画を交えて 
共同主催の俊カフェ・古川さんが 
わかりやすくお伝えしてくれておりますので 
よかったらご覧になってくださいませ~ 



『俊読 2019』Facebook専用ページ 
https://www.facebook.com/SHUNDOKU2019/?modal=admin_todo_tour 




* 



でもって 
二ヶ月に一度の 
毎度の連載が発売になっておりますので 
こちらもよろしくねんっ 



◇発売中 

隔月誌「シェルスクリプトマガジンVol.57 2018 December」 

世界で唯一のシェルスクリプト専門誌! 
詩人・桑原滝弥による 
コンピューター用語をタイトルに詩を作るシリーズ掲載 
イラスト・イケヤシロウ 

定価:本体500円+税 
発行:USP研究所 
※全国書店、amazonなどの通販サイトで発売。 
https://www.usp-lab.com/pub.magazine.html 





しょうもない怒りが発端で 
さまざまなことが露見して 
自分という人間の 
よい所とわるい所と 
相手という人間の 
本性と尊さが交錯して 
傷つきながらも 
生身の温もりのようなものを感じて 
そんな日もあるさ 
と上手に吐き捨てたつもりが 
そんな日々が常に 
己の人生の根底に 
流れつづけていることに気がついて 
膝からくずれて 
涙は出なくて 
ハハハ 
と泣いた 

【掲載詩 ~色あせない~ より】