2015年5月16日土曜日

人の花

何で開くの 
夢(ゆめ)で開くの 
現(うつつ)で開くの 
その両方を感じている 
自分自身で開くの 

何で開くの 
昨日(むかし)で開くの 
明日(みらい)で開くの 
あなたと出会ってしまった 
いまで開くの 

何で開くの 
哀しいから開くの 
嬉しいから開くの 
愛しさと憎しみを与えられて生まれてきたから 
人は皆開くの 

”開きたい”というのは本能で 
その鍵はいつも足下にあって 
あの羽ばたく鶴はこっちを見ている 
そうやって紡いできた歴史を 
閉ざさぬように開くの 

何で開くの 
ベルリンだから開くの 
ベルリンだから開くの 
ベルリンだから開くの・・・ 
咽喉から地が出るまでそう叫びたいから開くの 

何で開くの 
2015年8月だから開くの 
結局何にもわかんないから開くの 
知らない国の赤ん坊がうたを聴いている 
そのうたがぼくは大好きだから開くの 


何で開くの? 
もう開いているんだよ 
生まれたときからきみもぼくも 

その事実を真実にしたくて 
光り舞う 
多次元の領域で 

わたしは咲く 



【第3回多次元フェスティバル・イメージ詩「人の花」より】 


 



先日は 
多次元フェスティバル・プレイベント 
「未知満ちベルリンへの道」へ 
たくさんのご来場をありがとうございました 

立ち見まで出る大盛況の中 
(座れなかった皆様、ごめんなさいね!) 
一人一人と駆け抜けた多次元の夜 
"楽しい"の一言だけでは片付けられない 
自由な生命の交流の場でした 


古澤侑峯さんの舞にはどこまでもシビレて 
伊藤清泉さんの絵には包まれて放たれて 
山口弘平さんと山口郁恵さんの音楽には勇気ある緊張を 
若きスタッフたちの働きぶりにはグッとくる愚直さを 
会場・新世界の人と場の力からは心地よさとつよい呼吸を 
集まってくれたみなさんからはいまを生きる切実と 
悪にも善にも染まらぬ"人間"そのものの夢を 
いただきました 

自分の詩が届いたかなんてどうでもよくなるほど 
届かせる気のなかったブレスの隅々まで味わっていただき 
しあわせでビビリました☆ 


そして、主催のゆび きたす氏 
彼はすごい馬鹿なんですね 
芸術に命をかけている 
美しくて何時死んでもおかしくない 

天才であることは 
入り口でしかないので 
そこから何をするかが大切だとオイラはおもっているんですが 
今回彼がやろうとしていることは 
世界とか社会とかの枠では括りきれない 
個人と宇宙を結ぶフェスティバルです 
http://tazigenfestival.jimdo.com/ 


ところで改めて宇宙って何なんでしょうね? 
東京で生きていて 
日本で生きていて 
地球で生きていて 
そこまではいろいろ日々かんがえますが 
宇宙で生きているということ 
すっかり忘れていることがあります 

今回のフェスティバルで 
ときには心細く感じてしまう人間存在というものを 
果てしないとされている宇宙の向こう側へ 
芸術の側から一本のしなやかな芯が通せたらと 
願っています 


もし、そんな大馬鹿で命懸けの祭りに 
ご賛同いただける方がいらっしゃいましたら 
ぜひ下記のクラウドファンディングからも 
応援してもらえましたら幸いです 

応援のお返し(リターン)として 
いくつもの特典があるのですが 
桑原関連のものとしましては・・・ 

◇「出張パフォーマンス」 
◇「あなたのテーマに沿った詩の作成」 
◇「あなたのための楽曲 作詩 桑原滝弥、作曲 ゆび きたす」 

などをご用意しております 
魂には魂でお応えしたいとおもいます 
どうぞ、よろしくお願いいたします 
https://www.makuake.com/project/tazigen/ 



”八月のベルリン本編も行くよ”という 
粋な強者もチラホラいらっしゃるみたいですので 
(ありがたや∞) 
また、このブログでも 
フェスティバル情報随時ご報告してまいりますね 

おっ楽しみに~~~