2016年12月29日木曜日

日の名残り

京都、滋賀、愛知、岐阜、三重… 
と先週末までの旅では 
たくさんの方々に大袈裟でなく 
とてつもなくお世話になりました 

おかげさまで 
今年最後のツアーも 
忘れられない旅になりました 
会場に足に運んでくださった皆さん 
さまざまなスタッフの皆さん 
そして遠くから祈っていてくれたあなた 
ありがとうございます 



思い返せば2016年も 
濃ゆい血の通った交流を持たせてもらった 
恵まれた一年間でした 
んにゃ、例年以上だな 

ライヴでは 
春に五年ぶりの「俊読」があって 
夏には表現道生活30周年ライヴ「生まれすぎて」 
秋はカナダ遠征「Japanese Poets North of the 49th」 
そしてこの冬は「メオトパンドラ」出版記念展で各地へ 

テキストでは 
連載二年目に突入した 「シェルスクリプトマガジン」の
コンピューター用語で詩をつくるシリーズと 
「PAPERDRIVE」の自伝エッセイ”詩人失格” 
初の小説への挑戦となった「東京荒野」での”明菜国” 
そして写真家・キッチンミノルさんと魂で組んだ 
写真詩集「メオトパンドラ」上梓 

う~む、まだまだ、いろいろあったなあ 
長良川鉄道の列車の中でパフォーマンスしたり 
寺山修司さんのご遺族の前で寺山作品を朗読したり 
東北・九州の震災被災地での活動 
「どんと、こい!」での八時間超特大ロングインタビュー
一年二ヶ月ぶりの開催となった「tamatogi」 
その他たくさんの声をかけてもらった企画の数々 

活動30周年やメオトパンドラ出版がきっかけとなり 
多くのメディアにも登場させてもらったし 
あとブログでは一般公開でない為ほとんど書けなかったけど
営業(関係者限定)ライヴなどで得た感覚も尊かったなあ 

その活動のすべての瞬間に 
たくさんのお客さん(読者)とスタッフさんがいてくれて 
いっしょに”詩”を生み出すことができました 

改めましてこの一年間 
こんなオイラと関わりをもってくださったすべての”あなた” 
本当に、ホントウに、ほんとうに、 
ありがとうございました∞ 



桑原滝弥 
あいかわらず元気でバカです 
ときどきメソメソしたり 
浮かれてミスをやらかしたり 
宇宙で一番寂しがりやだったりしますが 
来たる年も皆様の生命が大爆笑する詩を 
ぶっ放してまいりますので 
何卒よろしくお願いいたします 


おしまいに 
つい数分前まで 
息子のウンコの付いたパジャマを手洗いしていた指先で 
こんなことをキーボードに打ち込むのもなんなんですが 
このブログをいつも読んでくれている 
よくわからないあなたを 
そう、やっぱり、だからこそ、
愛しています♡ 

また、あそびましょっ 
よいお年を~~~ 



* 



◇発売中 

雑誌「シェルスクリプトマガジンVol.45 2017 January」 

世界で唯一のシェルスクリプト専門誌 
毎号コンピューター用語をタイトルに詩を作る連載シリーズ掲載 
イラスト担当・イケヤシロウ 
定価:本体500円+税 
発行:USP研究所 
https://www.usp-lab.com/pub.magazine.html 
※全国書店、amazonなどの通販サイトで発売中。 




◇展示中 

『メオトパンドラ』出版記念 
「愛以上の讃歌」展 
~メオトパンドラ・誠光社篇~ 
写真:キッチンミノル 詩:桑原滝弥 

2016年12月16日(金)ー 2017年1月15日(日) 
時間・10時-20時(最終日のみ18時まで) 

<会場> 誠光社 
京都市上京区中町通丸太町上ル俵屋町437 
TEL/FAX 075-708-8340 
http://www.seikosha-books.com/ 
※12月31~翌年1月3日までは店舗休業のため、
 展示はご覧いただけません。 




◇配布中 

ZINE「PAPERDRIVE #9」 

詩人・ミュージシャンのエッセイと関西の詩のイベント情報ZINE 
連載自伝エッセイ「詩人失格」掲載 
https://twitter.com/PAPERDRIVEnews?lang=ja 
※上記リンク先掲載の各所にて無料配布中。 




◇発売中 

写真詩集「メオトパンドラ」 

写真:キッチンミノル 
詩:桑原滝弥 
デザイン:尾原史和・三觜翔(スープ・デザイン) 
定価:本体2000円+税 
ISBN 978-4-9909145-0-9 
A5判 / ソフトカバー /216ページ 
発行:FOIL 
http://www.foiltokyo.com/book/art/meoto.html 
※全国書店、amazonなどの通販サイト、 
 及び、桑原滝弥・関連イベント会場などで発売中。 



* 



(join) 
心がゆれるのはよいことだ 
(join) 
訳もなく涙がこぼれてうつくしい 
(join) 
ニンゲンなんて獣に毛が生えたか抜けたていど 
(join) 
何も感じないということだけを感じて 

(join)(join)(joi… 


【シェルスクリプトマガジン一月号掲載詩「join」より】