ま、少々元気じゃなくても生きてりゃいい!
自分が把握している世界なんて
常に宇宙のほんの一部なんだし
己の輝きなんて
誰かや何かに見て感じてもらわないと
ホントはわかんない
オイラはそんな気持ちで
日々を過ごしております
というワケで
ここ最近のありがたき旅の足跡を
振り返ってみたいとおもいます
けっこー長くなるかも知れませんので
あたたたいココアでものんびりと飲みながら
(つおい子のミロでもいいよ!)
お読みいただけましたら幸いです~
*
9/26(月)~30(金)
宮城県亘理郡山元町
山元町ふれあいLIVE 2016
「ニコニコニコ☆」
東日本大震災が縁で、2012年2月より度々おじゃまさせていただいている山元町
仮設住宅などで暮らされている方々の、すこしでも気分転換なればと始めた集会所などでのライヴツアーも今回が四回目
これまで一緒に廻っていた妻の講談師・神田京子が臨月ということもあり、今回はオイラの企画主旨に快く賛同してくれた詩人の大島健夫さん、津軽三味線奏者の星野通映さんと共に、野郎三人でのにぎやかなツアーとなりました
フライヤーのキャッチコピーは”詩人・桑原滝弥が楽しくて男前な仲間を連れて帰ってきた!!!” 笑
【公演記録】
◇9/27(火)
10:30~ つばめの杜西区・ときわ集会所
14:30~ 町民グラウンド仮設住宅集会所
◇9/28(水)
10:30~ つばめの杜東区・集会所
14:30~ 山下生活センター
◇9/29(木)
10:30~ ひまわり倶楽部
14:00~ 地球村
今回のツアーで、これまでともっとも変化していた点は、多くの方々が仮設住宅から、復興住宅へと移転されていたことです
手狭な部屋の中で、薄い壁に囲まれて、周りの人々への気遣いやストレスも少なくなかった仮設住宅から、プライバシーやパーソナルスペースが保証され広くなったことは、やはりよいことだとおもいました
逆に、数が少なくなった仮設住宅へも伺いましたが、こちらはかつて何百世帯もの方が暮らされていた場所が、今は閑散とした状態になっていて、時の流れの持つ無常さをひしひしと感じました
そんな中で行った今回のライヴ!
被災地域のライヴハウスやコンサートホールでの公演は経験されている大島さんと星野さんですが、PA機器もなく、照明もただの蛍光灯だけの、地域コミュニティの集会所での高齢者の方中心の公演はお二人とも初めてとのこと
ま、どこでライヴをやったって、舞台に立つ者はただの捧げものですから、作品/パフォーマンスを通じてお客さんの呼吸に入っていって、集まったひとつひとつの生命と躍動し合って空間を満たし、まだ誰も知らない明日へと繋げていく…結局はそれに尽きると思うのですが、そのためには”自己表現”という自分の間合いを捨てて、目の前のお客さんの求めるものを瞬時に察知して、期待値を上げて、うねりを起こし、そこから裏切り、別世界へと誘う覚悟が必要になってきます
東京のスポークンワーズ界隈で出会ったユーモリストのヒエくんが、かつて被災地での公演で、己の得意とする話芸を導入部で捨てて、まずはどじょうすくい”を踊り始めたことがあるそうです(笑)。これなんかも、お客さんのニーズを即座に理解し提供する者の典型例ですが、同じやる側としては、それはとても勇気のいる行為だったとおもいます
これまでに、”私(僕)も被災地での公演に参加したい”と申し出てくれた表現者は何人もいましたが、上記の理由を鑑みて、中々お連れすることができませんでした
果たして、大島さん、星野さんの両名はどうだったのか?
責任感の強いお二人は現地入りする前から、相当ナーバスになられていたようですが、実はオイラはまったく心配していませんでした
”今日の成功は明日の失敗かもしれない、逆もまた然り”、普段から、そういったある種の危機意識を常に持って、人や何かを喜ばせようとしている姿を見ていたからです
お二人はステージを重ねる毎に、どんどん自分のやり方を捨てて、新たな領域へと踏み出していきました。被災地以外で何度も見聞きしてきた演目も、まるでちがった趣きの作品となって表現されておりました
よくライヴはお客さんとつくっていくものだと言いますが、まさにその瞬間をかいま見続けたツアーとなりました。その日その時その場所でしか起こせない何か(時代性)を、生涯忘れない瞬間にして、お客さんの肉体を通して、人間界以外の世界へと還していく(普遍性)
そんな、舞台芸術=人と人が出会う、ということの醍醐味を味わいまくった日々でした
いっしょにライヴをつくってくれた、お一人お一人の笑顔、涙、何とも言えないグッと堪えた表情を、オイラも大島さんも星野さんもけっして忘れることはないでしょう
ライヴ以外でも、いろいろな場所へ行き、いろいろな人と出会いました
震災前とは異なるやり方に取り組まれている農家の人、新たな授産施設を立ち上げられ作品創りに励まれている人、ちょっと買い物に寄っただけなのに世間話に花が咲いてしまうスーパーのおばちゃん、さまざまな場所でさまざまな仕事に取り組まれている人、人、人…こちらが挨拶をすると、みなさん、ちゃんと目を見て挨拶してくださったことが印象に残っています
そして、震災を機に、都会や海外から山元町に戻り、地元から世界に向けて生きていこうとする若い力☆頼もしくて、すごくまぶしかった!
中央のメディアのニュースを見聞きしていると、心が暗くなる話題が非常に多いですが、山元町で過ごした五日間で、日本には明るい芽も着実に育っていることを実感しました
ちなみに、そんな山元町。ノリのいい人が多くて、いちごも、りんごも、はらこめしも美味しくて、あそびに行くにもオススメなところです~
オイラは今回、いちごカレーなるものをいただきましたが、ちょっと冒険し過ぎでないかい?と不安だったのですが、食べてみると、これがうまい!
他にも美味しいお店や、素敵な場所がいっぱいあるので、興味があったら、ぜひあそびに行ってみてくださいね♪
ライヴ最終日のりんごラジオの生中継でお話ししたので、聴いていて下さった方もいらっしゃるかと思いますが、今回もこのようなツアーが出来たのは、普段のオイラのイベント会場に置かせてもらっている活動支援金箱に”たっきー、私(僕)の分も頼んだね!”と志をくださった、被災地以外の方々のおかげです
その中から活動資金として、今回は交通費61,500円を使用させていただきました
謹んで御礼を申し上げます。ありがとうございました
また、今回のツアーで出会ったお一人お一人のすべてのあなたと、ハードなツアーに付き合ってくださった大島さん、星野さんにも、心より御礼申し上げます。ありがとうございました
そしてこのツアー全体を取り仕切り、地味で根気のいる準備作業や、我々出演者が山元町のさまざま人々と繋がれるように取りはからってくださり、宿泊や食事などの面倒までみてくださった、”手をつなごう311”の最強のステージママ・橋本鮎子さんと橋本家の皆様に、格別の御礼を申し上げます
ほんとうにありがとうございました
ここまで山元町で自分が感じたことを素直に書いてきましたが、やはり自分一人では伝え切れない部分もありますので、この章の最後として、大島さんのBlog記事リンクと、鮎子さんがまとめてくださった山元町の人たちの声をご紹介いたします〜
【大島健夫さんBlog】
http://
【山元町の人の声】
「見ための復興は進んでいるけれど、心の復興はまだまだなんです」 (ラジオ局の方)
「こういうところ(集会所の集まり)へ来るのはいいんだよー、もっと皆閉じこもってないで出てきた方がいいのに」 (復興住宅の方)
「復興というけれど、なくなったものが同じように戻ってくるわけじゃない。 結局心の整理をして進んでいくということだと思うのです」(役場職員の方)
「一軒一軒が会社のようで、前のような農家の集まりがずいぶんなくなったんだー」(いちご農家の方)
「いちごが んめぇのは1月20日頃からだからまたおいで」 (いちご農家の方)
「新しい駅舎の壁画を描かせてもらって。ほら素敵でしょ。仙台ほどじゃなくても、アートや芸術を楽しめる町にしたい。小さい町だからこそ変化が生まれると早いんです」 (授産施設の方)
「今年はじめての芋煮会の準備をしてるんだ。芋煮の事は母ちゃん達じゃないとわかんねぇ」(復興住宅の役員さん)
「3月に復興住宅に行くんです」 (仮設住宅に住んでいる方)
*
10/1(土)~16(日)
カナダ・バンクーバー
「Japanese Poets North of the 49th」
カナダと日本を詩で繋ぐ、ポエトリー・コラボレーション
濃厚だった山元町の日々から、一気に飛んで来たのは、カナダはバンクーバー!
海外での公演は、昨年8月のドイツ・ベルリンでの多次元フェスティバル出演以来
”カナダと日本を詩でつなぐ”をコンセプトに、バンクーバー在住の詩人・高山宙丸(そらまる)くんが主宰するポエトリー・コラボレーション・プロジェクト「Japanese Poets North of the 49th」
その記念すべき第一回目のゲストとして招聘していただきました~☆☆☆
【公演記録】
◇10/6 (木)
20:00~ Visual Space Gallery
◇10/8(土)
13:00~ Vancouver Japanese Language School
15:00~ Vancouver Japanese Language School
◇10/10(月)
19:00~ 高山宙丸のポエムナイト
◇10/11(火)
19:00~ Historic Joy Kogawa House
◇10/13(木)
19:00~ Nikkei National Museum & Cultural Centre
◇10/15(土)
19:00~ Uncommon Cafe
今回のプロジェクト名は、アメリカとの国境線、北緯49度線以北にあるカナダのことを指す別名”North of the 49th”に由来し、”日本の詩人をカナダに呼ぶこと”を表しているとのこと
日系カナダ人の詩人/小説家のJoy Kogawaさんの生家を運営する”Historic Joy Kogawa House”と”Frank H,Hori Foundation"、そしてカナダ芸術評議会の支援を受け、構想から一年をかけて実現にこぎ着けた渾身の企画です
う~ん、ビバ!宙丸!おまえ、男の中の男だ!思い返せば、一昨年の6月に彼が一時帰国して国内をライヴツアーで廻っている時に、まだ円山町のSpace Turboでやっていたオイラとイシダユーリさん主催の詩のオープンマイク「tamatogi」にフラリと参加してくれたことが、そもそものきっかけ。いや~、人の縁って、どこでどう繋がっていくか、わからんもんねえ
そのtamatogiの時に、彼が一緒にユニットを組んでいた、ゆりえほよよんさん(イラストレーターとしても大活躍中!)が今回はスタッフとして参加。さらに、共同主宰者として、バンクーバーのアーティストグループ「TASAI(多彩)」創設者・Steve Frostさんが、さまざまな面でサポートをしてくれました
とにかく、この三人がいないと、オイラはバンクーバーでは赤子も同然。なんせ日本を経つ前にバタバタしていて、事前にバンクーバーに関する情報をほとんど仕入れていなっかったもので…って、オイラは旅に出る時はいつもそっか?
それでも空港に出迎えてくれた彼らと熱い抱擁を交わして、その笑顔を見た瞬間に、自分がこの街で何をすればよいのか?ということがくっきりと見えてきたのでしたっ
着いたその日は、食事をしながら軽い打ち合わせをして、街を散策。さっそく一目惚れしたジャケット(帰国後に”メオトパンドラ”イベント会場で着てたやつです)を購入して、即席バンクーバーっ子に変身♪んで、大した時差ボケもなく早めに就寝~
翌日10/2(日)からは、素敵なウェルカムパーティーを開いてもらったらり、現地マスコミの方々に取材をしてもらったらり、6(木)Visual Space Galleryでのイベント初日に向けてのリハーサルをしたりと、なんだか楽しく瞬く間に時間が過ぎていきました
聞けば、この”Japanese Poets North of the 49th”は、来年以降も継続して開催され、毎年日本の詩人を招聘して行く予定とのこと。また、バンクーバーにおいて、これまでにない規模のポエトリーイベントであり、現地での注目度もかなり高く、そのことは現地入りしたオイラも我が身を持ってヒシヒシと感じておりました
ま、一言で言えば、絶対にこけられないステージってやつですね。さあ、どうする?おれ!
そんな中、向かえたイベント初日
会場は立見も出る盛況ぶりの中、まずは宙丸くんがパフォーマンス。うん、集中力と好奇心の強い、柔軟なよいお客さんだ。宙丸くんのアクトにもどんどん熱が生まれていっている
出番直前、オイラの頭によぎったのは、山元町のお客さんの顔、それから、ずっと自分のこと応援し続けてくれている、いろんな土地のお客さんの顔、顔、顔…
常々、”桑原滝弥のファンは世界一”と公言して憚らないオイラですが、これまでにお客さんとつくってきた時空を想えば、何も恐れることはなく、いつものように全力で孤独になって、そこからお客さん一人一人の孤独と繋がるだけ
あとは、今この瞬間にどこかで死に行く命と、生まれ来る命に挨拶して、いざ、舞台へ∞
細かいことは、もう、あんまり覚えていませんが、とってもすんなりとバンクーバーのお客さんと出会えた気がします
それは会場の場力や、スタッフの方の細やかな心遣い、宙丸くんの誠実なアクトなど、いくつかの要因が重なったことが上げられますが、何よりもバンクーバーで暮らす人々が日常から持っている、他者(人間以外の生命も含む)への眼差しのしなやかさによるものだとおもいます
とにかくパフォーマンスをやっていて、ものすごく楽でした。今おもえば、もっと楽にできたなあ、そしたら、もっと、みんなと幸せになれたのに!なんて感じております
この初日から、公演記録を見ていただいたらわかるように、ほぼ一日おきにイベントに出演しました
日本語学校の高校生の前でエッセイ「詩人失格」の自分の初体験エピソード部分を読んだり、ワークショップでお題をもらってオイラが即興詩をつくり、それをお客さんがグループに別れて英語に翻訳して発表し合ったり、”桑原滝弥と語り合う”夕べ”なるイベントまで開いてもらって、客席に美女が多いのをいいことに、ほぼストロベリートークに終始したり、天候の悪い夜に少人数のお客さんと不思議な一体感を共有したり…
そんでもって、気がつけば、ほんとうにアッという間に千秋楽!!!
会場のUncommon Cafeのある場所は、かつて日系人の方が多く住まわれていたパウエル通り
しかし第二次世界大戦中に、日系人は財産を没収され強制収容所に送られたため、現在では、仏教寺院や日系人のメソジスト教会などの名残はあるものの、日系人コミュニティの街というカンジではありませんでした
どちらかと言えば、ホームレスが多く集まるスラムっぽい所という印象でした
それでもエリアの中にあるオッペンハイマー公園では、毎夏に「パウエル祭り」が開かれ、神輿や太鼓など日本にちなんだ催しものが行われているとのこと
おもしろいのは、その祭りの期間だけは、普段公園にたむろしているホームレスの人々もジャマにならないように、どこかにちゃんと移動しているということ。なんか紳士的!
実際、オイラもライヴのない日にパウエル通りを歩いたけど、たしかにホームレスはいるけど、ぜんぜん殺気立ったものがない。世界中のいろんなスラム街をこれまで歩いてきたけど、こんな感覚は初めてだなあ、と思っていたら、ちゃんと毎日、食事が支給されているのだそうな。そうか、そりゃ、食う心配がなければ、それほど物騒な雰囲気にはならないよなあ
ラストステージは、会期中に全カナダで一番大規模な活動をしているDaily Hive社バンクーバー支部による”この秋バンクーバーでするべき50”に本イベントが選ばれたためか、またもや立見の出る大盛況っぷり
オイラはそんな中、パウエル通りを歩いてつくった詩を披露して、今ここに生きている人間がすべて死んでからの世界に想いを馳せてみました
いやぁ、もの凄く力強い拍手をいただきました。もう身体の芯まで響き渡りました。パフォーマンス中だからわからないようにしてたけど、めちゃくちゃ震えたもの
これはもちろんオイラ一人の力じゃなくて、この企画に関わったすべての人、さらに言えば、土地を追われ、すべてを失くしても、けっして心を失くさなかった日系の先人の方々と、その心に対して心を持って向き合ったバンクーバーにいるさまざまなルーツを持つあらゆる民族の先人の方々の、魂のおかげだと大袈裟ではなく信じています
気がつけば、山元町の旅からの、どこか地続きな部分を感じています。すべてのステージでいただいた拍手を、オイラは生涯忘れません
ちなみに今回のイベントは、この章の冒頭に書いたように、日系カナダ人の詩人/小説家のJoy Kogawaさんの生家を運営する”Historic Joy Kogawa House"をはじめとした各機関の支援などによって実現できた訳ですが、こちらのJoy Kogawa Houseは、一軒家の半分がJoy Kogawaさんの記念館的な展示がされていて、各パーティーやイベントなども行われているのですが、もう半分は作家専用の宿泊施設としても機能しているのです
外観はこんなカンジ~ http://
そう、だからオイラはバンクーバーにいる間、このお家でひとりぼっちでのんびり過ごしていました。なんでも、これまで世界中からさまざまな企画で訪加した作家が滞在してきたけど、日本人が泊まるのはオイラが初とのこと!んま、なんて光栄なっ!
お家の奥側にはテラスがあって、可愛らしい庭があって、ぼんやり一服なんかしているとリスや小鳥が寄ってきたりします。ああ、なんか、すごく心が洗われるぅ
振り返ると今年は、”俊読”や”30周年ライヴ”などの各種イベントや、”メオトパンドラ”の出版やさまざまな執筆活動があり、それにプライベートの変化も重なって、息つくヒマがあまりなかったような気がします。そういう意味でも、このJoy Kogawa Houseで暮らした日々は、とてつもなく貴重な心身の充電のひとときとなりました
ああ、近所に住んでいる管理人の、バンクーバーの肝っ玉母ちゃん、アン・マリエさんの笑顔が恋しいよぉ
あとはオフの日はよく歩きました
地図を持たずに無目的にひたすら気のおもむくまま
友だちもたくさんできました。アート関係だけでなく、さまざまな仕事をしている人たちとも。中には、生涯の友となるような人との出会いもありました
一度、Joy Kogawa Houseから歩いて10分くらいの距離に住んでいる大好きな友だちの家で遊んでいて、夜中の12時くらいに帰ろうとしたら、迷子になったことがありました 笑
住宅街でなんの目印もなくて完全に自分がどこにいるのかわからなくなりました。わりと本降りの雨が降っていて、携帯電話も使えずに、寒さも手伝って、ちょっと心細くなったりしたのですが、それと同時に、妙になつかしいような、心が落ち着く感覚が自分の中で芽生えてきました
ああ、おれは今、よく知らない国にいて、まったくわからない道を歩き、そして、何者でもない。もしかしたら、これがおれの本来の姿なんじゃないだろうか?なんか、ずっと迷っていたい!
気がつけば、風景の中にとけ入っていく自分がいました。自分がなくなり、すべてが自分になっていくような、、、詩、のような息吹き…
その瞬間に、オイラは初めてこの街に迎え入れてもらった気がするのです
二時間ほどずぶ濡れになってさまよい、宿に辿り着いた時は、ホッとしながらも、どこかさみしい気持ちになっている自分がおりました☆
改めて、この旅で出会ったすべての命に感謝を申し上げます。ありがとうございました
そして、さまざまな困難を乗り越えてオイラをはるばる呼んでくれた、宙丸くん、ゆりえさん、Steveさんに格別の感謝を申し上げます
ほんとうにありがとうございました
「Japanese Poets North of the 49th」が、今後どのような発展、深化を遂げていくのか、すごく楽しみです
最後に、こちらのバンクーバー編でも、やはり自分一人では伝え切れない部分がめっちゃありますので、この章の締めくくりとして、Yahoo! Japan 国際ニュースに取り上げられた記事のリンクと、ゆりえさんがまとめてくださったバンクーバーの人たちの声をご紹介いたします〜
【Yahoo! Japan 国際ニュース】
桑原滝弥さん、バンクーバーでポエトリーパフォーマンス 「JPN49」の初企画で
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【バンクーバーの人の声】
「詩でこんなに大笑いしたことなかった」
「また見たくて来ちゃいました」
「大笑いして、泣いた」
「こういう時間、必要でした」
「素晴らしい瞬間に立ち会えて幸せでした」
「普段と違った空間に身を置ける喜び」
「永遠に聞いていたい」
「本当に皆を誘って良かった」
*
そんなこんながありまして
日本に帰ってきて
あいかわらず日々暴れまくっている今日この頃、
というワケでございます
さあ、
ココアも飲み干したし
(底に固まったミロはよくかき混ぜてね!)
旅先でもらったキラキラを
また次の街へと
ぶっ放しに行きますよ~!!!
ポエムはつづくぜ、どこまでも♡
【今後の予定】
11/10(木)19:00~
「メオトパンドラ」刊行記念
キッチンミノル×桑原滝弥 トークショー
会場:東京 渋谷 HMV&BOOKS TOKYO
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※桑原滝弥による詩の朗読もあります!
11/17(木)19:00~
「らせんの夜」
出演:桑原滝弥(詩) 、島田篤(音)、ミヲ(野口あや子/歌人, 古田一晴/映像, CazU-23/音楽)
会場:名古屋 鶴舞 K.D ハポン
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※ミオ主催の人気シリーズに初参戦!
11/18(金)~30(水)12:00~21:00
「メオトパンドラ」出版記念展
作家在廊日:キッチンミノル・桑原滝弥 18(金),27(日)
会場:名古屋 千種 喫茶モノコト ~空き地~
※新たにオープンする”空き地”での名古屋初展示 !
11/18(金)19:00~
「メオトパンドラ」発売記念・トークショー
出演:キッチンミノル、桑原滝弥
会場:名古屋 千種 喫茶モノコト ~空き地~
※名古屋ならではの暴走トーク炸裂の予感!
11/25(金)発行
雑誌「シェルスクリプトマガジンVol.44 2016 December」
発行:USP研究所
全国書店、及び、amazonなど通販サイトで発売
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※毎号コンピューター用語をタイトルに詩を作る連載シリーズ!
11/27(日)14:00~
「メオトパンドラ」発売記念
桑原滝弥・ソロライヴ
会場:名古屋・千種 喫茶モノコト ~空き地~
※実に五年ぶりとなる名古屋でのガッツリソロ!
12/11(日)18:00~
桑原滝弥 × イシダユーリ presents
「tamatogi 2016」
会場:東京・池尻大橋 CHAD
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※あのオープンマイクが一夜限りの復活!
12/16(金)~1/15(日)10:00~20:00
(12/31~1/3休み)
「メオトパンドラ」出版記念展
会場:京都 俵屋町 誠光社
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※この展示のみの撮り下し&書き下ろし作品を発表!
12/17(土) 19:00~
「メオトパンドラ」発売記念・トークショー
出演:キッチンミノル、桑原滝弥
会場:京都 俵屋町 誠光社
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※京都でもこの夜しか話せないネタ満載でまいります!
12/18(日)
「メオトパンドラ」発売記念
桑原滝弥・トークショー&ライヴ
会場:滋賀 (昼夜二会場を予定)
※毎回独特のうねりが起きる滋賀での久々のイベント!
各イベントの
さらに詳しい情報は
こちらのBlogでも追々発表してまいりますので
楽しみにしていてくださいね
尚、いろんな所で話題に出してもらっている
「メオトパンドラ」ですが
現在発売中の「東京かわら版」「週刊朝日」でも
取り上げていただいております
よかったらチェックしてみてねっ
【絶賛発売中】
「メオトパンドラ」
写真:キッチンミノル
詩:桑原滝弥
デザイン:尾原史和・三觜翔(スープ・デザイン)
定価:本体2000円+税
ISBN 978-4-9909145-0-9
A5判 / ソフトカバー /216ページ
発行:FOIL
http://
※全国書店、amazonなどの通販サイト、
及び、桑原滝弥・関連イベント会場などで発売中