2016年5月31日火曜日

明菜国

最近 
小説の依頼をいただいたので 
さて何を書いたものかなと 
あれこれ考えをめぐらしておりました 



私小説的なことは 
エッセイ(詩人失格)で書いている最中なので 
そうじゃない方がいいなあ、とか 

そもそも小説なんて書いたことがないけど 
どうやって書くのかしら、とか 

きっと詩を書くときよりも 
具象性を意識した方がいいんだろうな、とか 

でもせっかく自分が書くものだから 
小説としても詩としても 
成立し爆発しているものが書きたいぜ、とか 

でもでも果たしてそんなことってできるんだろうか 
キャ~、こわいよ~、とか 



とかとかとかとかとかとかとかとか・・・ 
って言っているうちに混乱してきました 

ああ、もうわかんない 
とにかくなんでもいいから 
好きなものについて書いてみよう 
それなら書ける気する 

はて、好きなもの? 
何かあったかな? 
よく考えたら好きで好きで大好きでしょうがないもの! 
でてこ~いっ!!! 

と頭の中をラヴ光線で張り巡らしたところ 
パッ、と浮かんだのが、 



”中森明菜さん” 



そう、あの・・・ 
稀代の歌姫でございます☆ 

1982年 
自分が小学五年生のときに 
”ちょっとエッチな美新人娘(ミルキーっこ)” 
というキャッチフレーズで 
中森さんが16歳でデビューして以来 
ずっとファンでした 

というよりも 
ある時期からは尊敬の対象でした 



アイドルだとか、歌謡曲(J-POP)だとか、 
スキャンダルだとか、病気だとか、 
とにかく超のつく有名人だとか、 
そう言った色眼鏡を外して 
実際の中森さんがこれまでやってきた 
表現の数々を改めて振り返ると 
その異常なまでの芸術性の高さにブッ飛びます! 

文字通り命がけの 
美しくもあり恐くもあり 
そして哀しい 
なのに見る者に生きる力を与えてくれる”何か” 
それが中森さんにはあります 
しかもそれが偶然であり 
必然であるということ 

彼女の存在 
そのやる事なす事はまさに 
”詩”なんです 



ここから先の発展はぜひ 
小説本編をお読みくださいませ~ 

本日発売の 
雑誌「東京荒野 第五号」にて掲載 
(他の執筆陣もかなりオススメ!) 

ご購入は下記取り扱い書店、及び、編集部通販より 
尚、6月第二週より 
amazonでもご購入いただけるようです 



中森さんが好きな人も 
そうでない人も 
堪能できる内容となっておりますのでご期待ください 

タイトルは 
「明菜国」 


は~どっこい∞ 



* 


東京荒野第五号 
発行日:2016年5月31日 
定価:1000+税(A5 106P) 

掲載者 
・岩沢卓 
・うた猫 
・かほり 
・桑原滝弥 
・どいちゃん 
・登坂尚高 
・はっとりあつし 
・町田桃子 
・馬野ミキ 
・湯原昌泰 

・永坂壽 
・無善法師 
・三上寛 

第五号応募作品 
・ちんすこうりな 
・植岡ペヨー太 
・TOSHI 

三上寛詩学校作品群 
・Rie 
・中俣浩一 
・若森将寛 
・小棹優子 
・小川朝子 

東京荒野取り扱い店 
・新宿模索舎 ・中野タコシェ 
・高円寺円盤 ・阿佐ヶ谷よるのひるね 
・阿佐ヶ谷コンコ堂 ・西荻窪ニヒル牛 
・下北沢ビビビ ・目白ポポタム 
・池袋往来座 ・大阪アオツキ書房 
・岡山蟲文庫 

東京荒野ホームページ 
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