2011年10月10日月曜日

たきやものがたり~14才~ 其の参

(以下、シアトルマリアージュ・ボス水野氏のブログより転載)






こころパート3~貧乏脱出大作戦セカンドステージ~



ドアが開いた。

少し、小太りのオクサマ様が、迷惑そうに顔を出す。

「何か用・・・?」

怒っているのか?
不機嫌なのか?
眠いのか?
よくわからない顔だ。

でも、滝弥にはそんな事は関係ない。

スマイルスマイル攻撃開始。

教えたとおり、ばっちりだ!

「実はですね。本日ガス漏れ防止対策と致しまして・・・」

「うん。いいぞ!その調子!いい感じだ」

滝弥は、絶好調のトーキングに突入
もう、ノリノリ状態。
これならいける

トークも終盤戦に近づいた。
その、トークをさえぎるかのように
オクサマ様は、低い声で強く言い放った。

「付けろってことだね」

滝弥をにらみつけた。

遠くで見ていた僕は
「ヤバイ」
オ・ク・サ・マ・・怒り出してる」
汗が滴る。
心臓の鼓動が増した。

すると滝弥は笑顔で、あっけらかんと言った。

「はい」
「そう言う事です」

「えっ~この展開で、はいそうです!だと
         やばい・・完全に怒らせたぞ」

するとオクサマは、ドアをおもいっきり大きく開けた

「怒らせたぞ」
僕は、とっさに逃げようとした

その時。
オクサマが、再び言った。

「時間がないから、早く付けなさい」

「えっ」
僕の足が止まった。

滝弥は、再び思いっきりの笑顔で応える。

「はい」

オクサマは、あくびをしながら
滝弥を部屋に招いた。

「ガチャ」
ドアが、滝弥と共に閉まった・・。

静かな時が流れた。





つづく。



※この出来事は、フィクションではございません。
 全て、真実にて構成されております。